いよいよ始まる北京五輪。開催地がアジアということで、リアルタイムで競技を楽しめる今大会では日本チームのメダルラッシュを目撃するチャンスも多そう。有力選手を紹介しよう。
●フィギュアスケート男子 羽生結弦選手(27才)
数々の偉業を成し遂げ、なおも進化を続ける絶対王者。全日本選手権ではダウングレード(回転不足)ながらも4回転半にトライし、日本中を沸かせた。北京五輪の組織委員会が明かした“主役となるスーパースター10人”にも選出されている。
●フィギュアスケート男子 宇野昌磨選手(24才)
普段の笑顔とは打って変わって、試合では真剣な表情を見せる。フリー『ボレロ』は4種類5本の4回転を組み込み、演技ラストの気迫あふれるステップは見どころだ。YouTubeチャンネル「Uno1ワン チャンネル」で、愛犬・エマちゃんとトロちゃんとの戯れ動画も癒されると人気。
●フィギュアスケート・アイスダンス 小松原尊選手(30才)
アメリカ出身のアイスダンス日本代表。ペアを組む小松原美里と2017年に結婚した。身長は187cm。全日本4連覇を達成し、北京五輪代表を勝ち取った。愛称は“たけちゃん”。
●男子モーグル 原大智選手(24才)
2018年の平昌五輪で、「男子のフリースタイルスキーで史上初」の銅メダルを獲得した実力者。翌年には「競輪とスキーの二刀流」に挑戦すべく、特別選抜試験で日本競輪選手養成所に入所。2020年5月に競輪選手としてデビューしながらも、再び冬季五輪の舞台に立つという前人未到の快挙を成し遂げた。
●男子モーグル 堀島行真選手(24才)
平昌五輪に続く2度目の代表選出。W杯でも優勝を重ねる実力の持ち主で、「五輪でのメダル獲得は最低限の目標」と自信をのぞかせる。他競技の技術も積極的に取り入れ、先日引退を表明した体操の内村航平選手へのリスペクトから昨夏に体操を始めた。