お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建(49)が約1年7か月ぶりに地上波に復帰するのではないか、と取り沙汰されている。一部報道では、活動自粛前に相方の児嶋一哉(49)と司会を務めていた、千葉テレビの『白黒アンジャッシュ』で芸能活動を再開すると報じられている。千葉テレビは別の取材に対し「そういった話はない」と否定しているが、渡部の復帰について、「時期的にはOK」という声が複数のテレビ関係者から聞こえてくる。
渡部は、2017年4月に女優の佐々木希(33)と結婚したものの、2020年6月に週刊文春で複数の女性との不倫が報じられた。その後はレギュラー番組を降板し、タレント活動を自粛。2020年の年末には、大晦日特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)での復帰計画が取り沙汰されたが、バッシングの声が上がったことで、お蔵入りになったとも報道された。
不祥事を起こしたタレントの活動自粛から地上波テレビ番組復帰までの期間は、「ある程度の“暗黙のルール”がある」というのはキー局関係者だ。2013年に不倫騒動を起こした矢口真里(39)は復帰まで1年半かかり、2016年に「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音との不倫が発覚したベッキー(37)は半年で復帰。2019年に闇営業問題で活動自粛したロンブーの田村亮(50)は9か月、同年に税務申告漏れが発覚したチュートリアルの徳井義実(46)は1年を要した。
「そもそもの自粛に至った経緯にもよりますし、しっかり自粛していることが大前提となりますが、長くても1年半というのがひとつの目安のようです。警察沙汰になるレベルの不祥事は別として、ひな壇タレントや芸人の不倫騒動だと1年半というのが自粛期間としては最長の部類だと思います。前例を見ていると、復帰してもよいタイミングだと考える業界関係者も少なくないでしょう。渡部は宮迫博之(51)のようにYouTubeなどを立ち上げたりせず、しっかり表舞台から姿を消していたからこそ、このタイミングでテレビ復帰話が出てきたのではないでしょうか」(キー局関係者)
今回の渡部の復帰報道について、ネットでは〈本当に需要があるのかどうか〉〈世の中の人は、生理的に受け付けない人が大半でしょう〉など厳しい声も上がっているが、別のキー局関係は「むしろこれから渡部の起用は増えるのではないか」と話す。