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“共働き”DAIGOの料理番組起用「趣味ではなく家事としての料理」に高まる期待

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料理番組起用に期待の声も

 タレント・俳優として活動するとともに、ロックバンド・BREAKERZのボーカルを務めるDAIGO(43才)の新番組『「DAIGOの台所★(仮)』(ABCテレビ・テレビ朝日系、月~金曜午後1時30分)が、4月4日にスタートすることが明らかになった。

 同番組は、1995年4月にスタートし今年4月1日に終了する『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』の後番組としてスタート。DAIGOは“料理スキルゼロ”とのことだが、番組を通してスキルアップしていく様子を楽しむことができそうだ。

 2016年に俳優の北川景子(35才)と結婚し、2020年9月には長女が誕生しているDAIGO。ネットユーザーからは〈良いキャスティング 成長が見られるのは楽しみ〉、〈全く料理が出来ない俺でも「やってみようかな?」って思わせてくれるような番組になって欲しい〉、〈自然に台所に立つ男性が増えればいいなと思います〉など、あまり料理が得意ではない男性が成長していく姿に期待する声も多いようだ。

 グッチ裕三、速水もこみち、ロバート馬場裕之、坂本昌行など、料理が得意な男性タレントは多い。エンタメ事情に詳しいフリーライターの大塚ナギサ氏はこう話す。

「料理好きな男性タレントは、朝や昼の情報番組で料理コーナーを持つケースが多く“仕事に直結するスキル”と言われていますね。さらに、レシピ本を出版できるくらいのレベルになると、番組だけでなく、講演・イベント、最近であればYouTubeなど、料理を軸にして仕事の幅がかなり広がります。今後、DAIGOさんが料理のスキルをアップさせていけば、当然ながらそういった仕事も増えていくでしょう」

 昭和の時代であれば、夫が外で働いて、妻が家事を担当するというのは一般的だったが、令和の今は夫婦で家事を分担し、男性が育児休暇をとるケースも珍しくなくなっている。まだ小さい子供がいるDAIGOにとって、番組で料理スキルを高めていくこと自体が重要だといえそうだ。

「DAIGOさんと北川さんは“共働き”ですし、DAIGOさんが料理を学んでいくというのは、自然なことでしょう。そういう意味でも、とても今の時代にあったキャスティングなのだと思います。

 また、気になるのは、新番組でどのような料理を紹介していくかということですね。男性タレントを起用した料理番組の場合、“家事”ではなく“趣味”として料理をとらえるケースも多く、豪快な“男飯”や酒のつまみ、あるいは高級素材を使ったこだわりが強い料理ばかりが紹介されることも珍しくないんですよね。一方で『おしゃべりクッキング』は、日々のおかずにそのまま使えるようなレシピを紹介する番組で、完全に“家事”としての料理を扱っていたんです。新番組も『おしゃべりクッキング』同様のコンセプトであれば、まさに新しい時代の家族像を反映できるような番組になっていくと思います」(大塚氏)

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