秋篠宮家長女の眞子さんと小室圭さんにとって人生の一大事となるイベントが迫っている―─。小室さんは昨年7月、ニューヨーク州の司法試験を受けたが、結果は不合格。そして、2月22・23日にはその再試験が行われ、小室さんは是が非でも合格する必要があるのだ。
翻って、小室夫妻の渡米によって結婚問題に一応の決着を付けた秋篠宮家は、別の課題と向き合っている。秋篠宮家の長男・悠仁さまが、この春、高校に進学される。現在通われているお茶の水女子大学附属中は高校からは女子校となるため、受験を経て別の高校へ進学する必要がある。
「進学先は、東大に毎年30人近くを送り込んでいる屈指の進学校の筑波大学附属高校(筑附高)が有力です。進学に当たっては、お茶の水と筑波の間で結ばれている『提携校進学制度』の利用が濃厚といわれています」(皇室記者)
だが、この既定路線が報じられると、宮内庁側は態度を硬化させた。
《一般論として、受験期を迎えている未成年者の進学のことを臆測に基づいて毎週のように報道するのは、メディアの姿勢としていかがなものか》
1月24日、宮内庁は文書で、悠仁さまの進学報道に対し、そう苦言を呈した。
「きっかけは、1月21日に行われた、秋篠宮家の最側近である皇嗣職大夫の定例会見でした。記者が進学報道について見解を求めたのです。そのとき大夫は回答を避け質問を持ち帰りました。そして、週末を挟んだ24日に文書を発表した。持ち帰った先はもちろん、秋篠宮ご夫妻です。ご夫妻のご意向が反映されている文書と考えるべきでしょう」(宮内庁関係者)
さらに、28日の定例会見では、今度は佳子さまの結婚にまつわる報道に「遺憾である」とコメントした。
「眞子さんと小室さんの結婚問題が浮上して以降、秋篠宮家にはことあるごとに少なからず批判的な声が上がります。もちろん好意的な意見も多いのですが、眞子さんの一件以来、逆風に過敏になっているところもあり、秋篠宮ご夫妻は“なぜここまで批判されてしまうのだろうか”というお気持ちでしょう。ご発言の機会が限られる中で、説明したくともできず、結果的に報道が先行することに戸惑いもおありなのでしょう」(前出・宮内庁関係者)
その防波堤となるべき存在が宮内庁なのだが、効果的に機能しているとは言い難い。
「悠仁さまは将来の天皇なのですから、特別な存在として国民が関心を寄せるのは当然のことです。ところが宮内庁は“一般論”と突き放して、混乱を招きました。
本来であれば、悠仁さまが何に関心を持ち、何をこれからのライフワークとしようとお考えで、そのためにどこで学ばれるのか、適切な情報発信をすればいいだけのことです。ところが、はっきりしたことは言わずに口ごもり、右往左往し、煙に巻こうとする。そうした態度が、何か隠さなければならないことがあるのかと訝しがられ、さらなる詮索を招くのでしょう」(皇室ジャーナリスト)