2月11日から27日まで、東京建物 Brillia HALLで開催される舞台『恋のすべて』に出演する稲垣吾郎(48才)。コラムニストで放送作家の山田美保子さんが、女性を恋に落とす探偵を演じる稲垣にアレコレ聞いちゃいました!
人たらしなところとか、少しコミカルなところが似ている
山田:ミュージカル・コメディ『恋のすべて』は、ファンの皆さんが愛してやまない『恋と音楽』シリーズが進化した新しい音楽劇。音楽監督に青柳誠さんを迎え、バンドの皆さんをバックに、吾郎サンのエンジェルボイスがまた愉しめるなんて、これ以上の幸せはありません。
稲垣:ありがとうございます。今回も、軽やかな曲あり、ムード満点の曲ありと、ゴキゲンなナンバーを素敵なキャストの皆さんと20曲ほど歌わせていただくし、踊りますよ。
山田:そしてパルコ劇場での『謎の万年筆』以来、20年近くタッグを組む鈴木聡さんの当て書きは、吾郎サンの心の中を覗き見しているようで、毎回ドキドキしちゃいます。
稲垣:鈴木さんはファンの皆さんのそうした想いを見越して書いてくださっているのでね。ハッキリ言って、思うツボですよ、山田サンは(笑い)。ぼくはパブリックイメージではクールとかミステリアスなのかもしれないけれど、鈴木さんは、毎回、違った一面を素敵に描いてくださっている。今回、演じるニックとぼくは、飄々としているところとか、意外に人たらしなところとか、少し抜けていてコミカルなところとかが似ていると思います。
山田:そして探偵・ニックへの依頼内容は「女性を恋に落とすこと」。吾郎サンは『恋と音楽』シリーズでは「女性をはべらすのが楽しみ」とおっしゃっていましたし、その上、恋に落とすとは……、どうしましょう!