宮内庁は2月16日、秋篠宮家の長男・悠仁さまが今年4月から筑波大学附属高校(筑附高)に進学されると発表した。宮内庁によると、悠仁さまは現在通われているお茶の水女子大学附属中学校と筑附高との間の「提携校進学制度」に出願し、2月13日に同校で行われた学力検査を受けた結果、合格したという。
かねてより悠仁さまの進学先は注目を集めていた。2017年、悠仁さまはお茶の水女子大学附属小学校の5年生のとき、渋谷教育学園渋谷中学高等学校(東京・渋谷区)の文化祭に足を運ばれた。同校は、高校からの募集はない中高一貫の私立校で、中学受験での偏差値は70近い最難関校。高校は毎年30名前後の東大現役合格者を出す。
また、悠仁さまのご興味に沿った分野を学べる学校も候補といわれた。東京農業大学第一高等学校(東京・世田谷区)の文化祭にも、悠仁さまは足を運ばれたことがある。
「秋篠宮さまは10年以上、東京農大の客員教授を務められている縁があり、生物に興味を持たれている悠仁さまに最適な進学先と考えられていました」(皇室記者)
そうしたなかで本命といわれてきたのが、筑波大の附属校だった。きっかけは2017年、『女性セブン』が「提携校進学制度」を利用しての筑附中への進学の可能性を報じたことだった。当時、悠仁さまはちょうど中学選びの時期だった。この制度は、お茶の水大と筑波大の附属校に通う生徒が、進学のタイミングで他方の附属校に進めるというものだ。
「当初は面接とレポートで合格者を決定するとされていました。ただ、高偏差値の筑波からお茶の水へ進む理由は見当たらず、事実上“お茶の水から筑波への裏ルート”です。一時は、悠仁さまの筑附中進学のために紀子さまが主導して設けられた制度ではないか、とみられていました」(学習塾関係者)
しかし、この制度を使っての筑附中進学の話は間もなく立ち消えになった。同時期に、秋篠宮家の長女・眞子さんの結婚問題が持ち上がったのだ。
「秋篠宮家への風当たりは強くなる一方でした。そうしたなかで特別な制度で進学しては、批判を免れません。結局、悠仁さまはお茶の水中に進まれた」(皇室ジャーナリスト)
昨年、眞子さんは夫・小室圭さんと渡米した。高校進学を前に、再び制度を利用する機会が巡ってきた。
「最近の悠仁さまについて、宮内庁は“進学のための勉強をされている”とし、頑なに受験という言葉を使いませんでした。ですから、制度を利用しての進学は決定事項だと思われていた」(前出・皇室記者)
そして、悠仁さまは実際に「提携校進学制度」を利用して筑附高に進学される。4月から新たな学び舎に通われることとなる。
※女性セブン2022年3月3日号