“ぱるる”こと元AKB48の島崎遥香(27)が6年ぶりに主演を務めるドラマ『ハレ婚。』(朝日放送系)が話題だ。ドラマは一夫多妻制=ハーレム婚「ハレ婚」が認められている架空の地域で、島崎演じる主人公の小春が、謎の男・龍之介(稲葉友・29)に初対面で求婚され、2人の美人妻・ゆず(柳ゆり菜・27)とまどか(浅川梨奈・22)と共に「第3夫人」として共同生活を送るというもの。その撮影現場で島崎が“神対応”を見せているという。テレビ局関係者は島崎の様子についてこう話す。
「共同生活が舞台なだけに、『ハレ婚。』の共演者4人はいつも一緒にいることが多く、島崎さんは皆から『ぱるちゃん』と呼ばれ、ロケ先では『(まどか役の)梨奈ちゃんにクレープをおごってもらった!』と喜んでいました。最近では、島崎さんが現場スタッフにジュースを差し入れたりするなどの気遣いを見せたり、気さくに話しかけるなど“神対応”を見せています」
島崎といえばAKB時代はもともと“塩対応”が売りで、高校生の時は人付き合いが苦手なあまり円形脱毛症となるほどの“極度の人見知り”として知られていた。それが現在は和気あいあいなのだ。
「ドラマ収録では、最初のうちは2月半ばから公開の舞台『政見放送』に出演する準備もあってか、少し疲れ気味の様子で口数も少なく、出番がない時には寝ている姿もよく見かけました。他の現場では『スタッフや共演者とほとんど話さない』などという噂も耳にしていましたが、今回は、相手役の稲葉くんとは共演歴もあることから、徐々にリラックスしてきたようです」(同前)
演技でも“女優魂”を感じさせる努力を見せているという。
「島崎さん演じる小春は、がむしゃらで猪突猛進なタイプ。普段はどちらかというと大人しい島崎さんですが、カメラが回るとすぐ強気で明るい『小春』になる。監督のこだわりで、島崎さんの衣装は、原作通り常にホットパンツに生脚なのですが、寒風吹きすさぶ中でも、島崎さんは文句一つ言わずに生脚を通しました。
さらに新妻を演じる島崎さんは、乳白色の湯が貼られたバスタブの中で、夫役の稲葉くんからバックハグされる入浴シーンや、夫婦のベッドシーンなど、体当たりの演技を見せています。当初は『アドリブは苦手』と話していた島崎さんですが、後半では柳さんが繰り出す大量のアドリブにも即興で食らいついていましたね」(同前)
“塩対応”を一新し、女優としても新境地を切り開いた島崎。「人見知り克服」の裏には、実はある計画があるという。芸能関係者が明かす。
「海外進出です。本人はアジアを拠点に考えているそうです。なんでも、2020年3月に開設した自身のYouTubeチャンネルに、韓国や中国などアジア圏からのファンからのコメントが多かったことに感動し、『海外のファンにも恩返ししたい』という気持ちが高まっていった。それまでも韓国ファッションが大好きで、韓国人の友人が多いことから韓国語の勉強を続けていたこともあり、コロナが明けたら手始めは韓国への進出を考えているそうです」
1日に40単語も覚え、韓国語で日記を書いているという島崎。韓国でぱるるが活躍する日も近そうだ。