「モノマネがお上手なんですって?」「何かおもしろいことやってくださる?」「最高の自己紹介をしてください!」──百戦錬磨のお笑い芸人たちも黒柳徹子(88才)のムチャぶりの恐怖におののく『徹子の部屋』(テレビ朝日系)。2月24日、その“魔境”に初挑戦したのが松本潤(38才)だ。
「どれほどぎこちない回になるのかと思いきや、収録が始まると、黒柳さんの質問に当意即妙の答えで返し、スムーズに番組は進行。長年の“交際歴”があるだけに、彼女の扱いには長けていたようです」(テレビ局関係者)
50才の年齢差がある2人の関係は20年以上になる。
「黒柳さんは事務所社長だったジャニー喜多川さんやメリー喜多川さんと親交が深い。2人をきっかけに、松本さんも黒柳さんと親しくなったようです。
嵐でデビューした10代の頃、松本さんと櫻井翔さん(40才)が突然事務所の人に、新宿のしゃぶしゃぶ店に呼ばれたそうです。そこにメリーさんや黒柳さんがいました。松本さんらはどうなることかと震えていたのですが、約2時間半、黒柳さんが一方的にしゃべり、松本さんはただ相槌を打っていただけだったそうです(笑い)」(芸能関係者)
松本と櫻井はその日のことを「謎の会」と称したほど、ある意味で衝撃的だったようだが、その後も会合は頻繁に続いたという。
「2013年、嵐が米ニューヨークを訪れた際、黒柳さんと現地で落ち合い、一緒にお寿司を食べています。2014年の『NHK紅白歌合戦』で共演したときも、放送が終わった深夜2時くらいから黒柳さんを交えて焼肉店で打ち上げをしています。松本さんは黒柳さんの誕生日などお祝いの際、プレゼントを贈っているそうですよ」(前出・芸能関係者)
黒柳は松本にメロメロで、「ハンサム」「すごい努力家」と才能と勤勉さを高く評価。一方の松本も黒柳を師と仰ぐ。嵐の活動休止前最後の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)収録の裏で、黒柳は松本にこう助言したという。
「黒柳さんが、芸能活動を休んでニューヨークに1年間留学したときの話をしたと聞きました。“戻ってきたときに仕事がなければ別の仕事をすればいいんだ”“肩肘はらずに自由な暮らしが楽しかった”という思い出を聞いた松本さんは、気が楽になったそうです」(番組関係者)
大御所の「チカラ」は強い。
※女性セブン2022年3月10日号