芸能

テレ朝退社の富川悠太アナ、局内で囁かれる意外な“再就職先”

富川悠太アナ(2004年撮影)

富川悠太アナ、このときなんと27歳(2004年撮影)

 テレビ朝日の富川悠太アナウンサー(45)が2月25日、23年間勤めた同社を今年3月に退社することを発表した。

 1999年にテレビ朝日に入社した富川アナは、『報道ステーション』や『スーパーJチャンネル』などの報道・情報番組を中心に実績を重ね、2016年4月からは古舘伊知郎の後任として『報道ステーション』のメインキャスターに就任。同年の「好きな男性アナウンサーランキング」(オリコン)で8位とトップテン入りを果たすと、翌2017年には5位にランクインを果たすなど人気アナとして活躍した。

 一方、2018年に『報道ステーション』でサブキャスターを務めていた小川彩佳アナの降板が発表されると、その背景にメインキャスターである富川アナとの確執があったと報じられたことも。

「番組の打ち合わせで、富川アナから小川アナへのパワハラめいた言動が多々あり、そのことで小川アナが心身ともに限界に達してしまったと報じられたのです。結局、小川アナは翌年2月、結婚を機にテレビ朝日を退社しています」(マスコミ関係者)

 その後、2020年4月、コロナに感染したことをきっかけに1か月以上にわたって自宅療養した富川アナ。同年6月に復帰したものの、『報道ステーション』のキャスター体制が変わったこともあり、大幅に出演日が減る形となっていた。

 今回の退社を、富川アナがテレビ朝日への不満を募らせた結果だと見る向きは多い。テレ朝のベテラン社員が語る。

「報ステのメインキャスターを実質的に降ろされたような形になったことに納得がいっていない様子でした。さらに、テレ朝では、東京五輪の際にコロナ第5波が来ていたにもかかわらずスポーツ局の社員たちが集まって飲み明かし、女性社員が階段から転落して骨折までした“泥酔宴会騒動”があったり、つい先日も前社長が会社経費の私的使用問題で辞任するなどゴタゴタ続き。

 今回の退社は、自分の処遇も含めて会社に嫌気が差した結果の意趣返しだと受け取る社員も多いようです」

 富川アナほどの大物になれば、フリーアナに転身することで収入は飛躍的に上がるはずだ。と、思いきや、局内では別の“再就職先”が具体的な社名とともに噂されている。前出のベテラン社員がこう明かす。

「富川アナの退社コメントに『私はこれからもニュースの現場に立ちます』『捲土重来を期して新しい現場へ誠実に挑んでまいります』との言葉があったことから、フリー転身と受け取られたかもしれません。しかし、トヨタでの仕事がすでに決まっているとか。実は彼の父親はトヨタの重役をつとめた方だったので、その縁や思い入れもあったのかもしれません」

 トヨタは近年、『トヨタイムズ』という自ら情報発信するメディアを立ち上げており、昨年には元テレビ東京の森田京之介アナが同社に転職してトヨタイムズの記者になったという前例もある。富川アナが世界最大級の自動車メーカーの今を伝える日も近いのかもしれない。

関連記事

トピックス

タイと国境を接し、特殊詐欺の拠点があるとされるカンボジア北西部ポイペト。カンボジア、ミャンマー、タイ国境地帯に特殊詐欺の拠点が複数、あるとみられている(時事通信フォト)
《カンボジアで拘束》特殊詐欺Gの首謀者「関東連合元メンバー」が実質オーナーを務めていた日本食レストランの実態「詐欺Gのスタッフ向けの弁当販売で経営…」の証言
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんの「冬のホーム」が観光地化の危機
《ベイビーが誕生した大谷翔平・真美子さんの“癒しの場所”が…》ハワイの25億円リゾート別荘が早くも“観光地化”する危機
NEWSポストセブン
まさか自分が特殊詐欺電話に騙されることになるとは(イメージ)
《劇場型の特殊詐欺で深刻な風評被害》実在の団体名を騙り「逮捕を50万円で救済」する手口 団体は「勝手に詐欺に名前を使われて」解散に追い込まれる
NEWSポストセブン
戸郷翔征の不調の原因は?(時事通信フォト)
巨人・戸郷翔征がまさかの二軍落ち、大乱調の原因はどこにあるのか?「大瀬良式カットボール習得」「投球テンポの変化」の影響を指摘する声も
週刊ポスト
公然わいせつで摘発された大阪のストリップ「東洋ショー劇場」が営業再開(右・Instagramより)
《大阪万博・浄化作戦の裏で…》摘発されたストリップ「天満東洋ショー劇場」が“はいてないように見えるパンツ”で対策 地元は「ストリップは芸術。『劇場を守る会』結成」
NEWSポストセブン
なんだかんだ言って「透明感」がある女優たち
沢尻エリカ、安達祐実、鈴木保奈美、そして広末涼子…いろいろなことがあっても、なんだかんだ言って「透明感」がある女優たち
女性セブン
同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン
過去の大谷翔平のバッティングデータを分析(時事通信フォト)
《ホームランは出ているけど…》大谷翔平のバッティングデータから浮かび上がる不安要素 「打球速度の減速」は“長尺バット”の影響か
週刊ポスト
電動キックボードの違反を取り締まる警察官(時事通信フォト)
《電動キックボード普及でルール違反が横行》都内の路線バス運転手が”加害者となる恐怖”を告白「渋滞をすり抜け、”バスに当て逃げ”なんて日常的に起きている」
NEWSポストセブン
16日の早朝に処分保留で釈放された広末涼子
《逮捕に感謝の声も出る》広末涼子は看護師に“蹴り”などの暴力 いま医療現場で増えている「ペイハラ」の深刻実態「酒飲んで大暴れ」「治療費踏み倒し」も
NEWSポストセブン
中村七之助の熱愛が発覚
《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン
松永拓也さん、真菜さん、莉子ちゃん。家族3人が笑顔で過ごしていた日々は戻らない。
【七回忌インタビュー】池袋暴走事故遺族・松永拓也さん。「3人で住んでいた部屋を改装し一歩ずつ」事故から6年経った現在地
NEWSポストセブン