元「雨上がり決死隊」宮迫博之(51才)が進めていた “焼き肉ビジネス”で、一時は「撤退」を表明して宮迫とのYouTube共演から離れていた人気YouTuberのヒカル(30才)が、“コラボ”を再開することがわかった。2月28日、それぞれの公式YouTubeチャンネルにて公開した新作動画で発表された。
宮迫がプロデュースする焼肉店「牛宮城」は3月1日に開店予定で、すでに予約受付が開始され、3月分の予約は「満席」となるなど話題となっている。
宮迫とヒカルの“焼き肉ビジネス”は、ドッキリから始まった。昨年2月にYouTubeで公開した動画の中で、宮迫が「焼肉店をやりたいから1億円貸して」とウソの相談を持ちかけたところ、ヒカルは「貸すというか投資できます」と即答。さらに「僕、YouTubeで焼肉動画とかめっちゃ撮るじゃないですか。それ全部この店に変えるだけで、すごい宣伝になる」と青写真を描いた。その後、ドッキリとネタばらしされても話が立ち消えになることはなく、「ホンマにやろう」と決定することに。宮迫とヒカルが共同出資する形で『牛宮城』オープンの準備が始まっていた。
ところが、昨年9月、開店直前に行われた試食会で暗雲が……。メニューのクオリティや保管方法などをめぐってヒカルが「こんな焼き肉ありえない」と激怒、オープンは無期限で延期することに。さらにその直後にはヒカルが牛宮城ビジネスから「完全撤退」を宣言した。コラボを解消された宮迫は、ひとりでビジネスを続けることになっていた。
宮迫が焼肉ビジネスを続けることについては、各方面から「失敗するのではないか」と懸念する声が上がっていた。飲食業界への造詣も深い実業家の堀江貴文氏は、「傷が深くならないうちに考え直したほうがいい」と宮迫に撤退を勧め、2ちゃんねるの創設者・西村博之氏も「あれはガチで失敗してますね。闇金ウシジマくんで、失敗して、さらにお金を注ぎ込んでドツボにハマっていく話のリアル版」とコメントしていた。
そうした心配の声をはねのけ、ついにオープンにこぎつけた宮迫。そして話は冒頭の新作動画に戻る。再び試食会にやってきたヒカルは、「うまっ!」とひとつひとつのメニューに舌鼓を打ち、大満足の様子だった。そして、「牛宮城、第3章いっちゃいます? 第1章が“立ち上げ”、第2章が“撤退”からの第3章、“ヒカル復活”でしょ!」と宣言し、同店舗の宣伝隊長としてカムバックすることが決定した。