「最近の若者言葉がわかるかどうかが、令和の時代にビジネスで生き残るカギになるかもしれません」
そう語るのは、新著『これを英語で言えるかな?こあら式 意外と知らない英単語図鑑』がベストセラーになっている、こあらの学校のこあたんさんだ。
「ナウい」「アベック」「あたり前田のクラッカー」…・・・そんな言葉が一世を風靡したのも今は昔。言葉は時代と共に変化していくもので、最近も次々と新たな言葉が生まれている。
若者言葉がわかるかどうか、とビジネスで生き残れるかどうか、は一見関係ないように思えるが、いったい両者はどのように関係していると言うのだろうか。
実はこあたんさんは英語の専門家というわけではなく、本業はオーストラリアに駐在中の総合商社マンだ。自身の経験から、興味深い話を聞かせてくれた。
まず、こあたんさんのTwitterでバズった投稿がこちら。
【令和言葉で学ぶ英会話】
「ぴえん」→sobbing
「よいちょまる」→I’m feeling great!
「○○しか勝たん」→○○is the best.
「かたじけバリーナイ」→Thanks.
【令和の若者言葉で学ぶ英会話】
「おはようでやんす」→Good morning.
「了解道中膝栗毛」→I god it.
「よきまるざえもん」→Good.
「やりらふぃー」→Party animal
「日本語のほうが難しい!」「英語のほうがわかる」「これはむしろ英語で学ぶ令和言葉では」といった反響が多く寄せられた。
「難しいですよね。でもビジネスを行う上では、こういった若者言葉を理解しておくことも非常に大切だと思っています」(こあたんさん)
昨今は時代の変化が目まぐるしく、コロナ禍の影響も相まって、この先どんな時代になっていくのかは誰にも予想できない。必要な知識やスキルもどんどんアップデートされて、一生懸命身につけたものが来年には使えなくなっているということもあるだろう。
でも、人の気持ちを徹底して考えることさえ忘れなければ、どんな時代になっても生き残っていけるはず、とこあたんさんは話す。