芸能

オダギリジョー「過去を隠さない」「SNSやらない」異色俳優が売れ続ける理由

主人公の父役で活躍中

主人公の父役で活躍中のオダギリジョーが都内でショッピング

 史上初の3人のヒロインが主演するNHK朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリィバディ」の物語が、いよいよ佳境に入ってきた。現在は、3世代目のヒロイン川栄李奈(27才)演じるひなたが、時代劇の仕事に奮闘中。その父親・大月錠一郎役で女性ファンを楽しませているのが、俳優のオダギリジョー(46才)だ。

 そんなオダギリが2月中旬、都内の衣料品店にショッピングに訪れた。目撃した30代女性客は「大衆的なファストファッション店に、全身黒ずくめでスタイル抜群の男性が買い物に来ていて、思わず見てみたら、まさかのオダジョーさんでした! マスクと帽子で顔が見えづらくても、服装もオシャレでオーラが際立ってました」

 約3000円ほどのダウンジャケットとにらめっこしたり、子供服を探したり、店内をくまなく回っていたという。人気俳優の意外に庶民的な素顔に、女性客もすっかり好印象を抱いていた。

 オダギリは今、朝ドラの好演で人気が再燃している。

 二代目ヒロイン深津絵里(49才)演じる、るいとの甘酸っぱい恋愛ストーリーは「カムカムエヴリィバディ」の視聴率を押し上げてきた。ドラマ初週の平均視聴率は15.52%も、オダギリが昨年12月に登場すると17%台にアップ。

 さらに、オダギリ演じる錠一郎が、突然の病で得意のトランペットを吹けなくなり、るいとの恋も破局しかけたクライマックスの1月25日放送回では、初の18%台(18.5%)を記録。そこから結婚→出産→娘のひなた(子役)登場までの1週間は、ここまで同作で最も高視聴率を稼いだ週となっている。

 あるスポーツ紙記者は「ヒロインの恋人・夫役を、オダジョーさんが穏やかに演じて、朝から女性視聴者を癒してきたのも好評の一因です。ご本人も最近の取材で『ずっとインディーズ系や小さな作品に比重を置いてきて、夜中の作品がしっくりくるタイプ。朝ドラは遠いものだと思っていた』と言われている通りに、無頼派というか非主流派な存在だっただけに、国民的ドラマで優しい男性を演じたのは珍しい」と話す。

 まさに“ギャップ萌え”だ。

関連記事

トピックス

中居正広氏の兄が複雑な胸の内を明かした
【独自】「弟がやったことだと思えない…」中居正広氏“最愛の実兄”が独白30分 中居氏が語っていた「僕はもう一回、2人の兄と両親の家族5人で住んでみたい」
NEWSポストセブン
2024年末に第一子妊娠を発表した真美子さんと大谷
《大谷翔平の遠征中に…》目撃された真美子さん「ゆったり服」「愛犬とポルシェでお出かけ」近況 有力視される産院の「超豪華サービス」
NEWSポストセブン
新田恵利(左)と渡辺美奈代があの頃の思い出を振り返る
新田恵利×渡辺美奈代「おニャン子クラブ40周年」記念対談 新田「文化祭と体育祭を混ぜたような感覚でひたすら楽しかった」、渡辺「ツアーも修学旅行みたいなノリ」
週刊ポスト
放送時間を拡大しているフジテレビの『めざましテレビ』(番組公式HPより)
日テレ『ZIP!』とフジ『めざまし』、朝の“8時またぎ”をめぐるバトルがスタート!早くも見えた戦略の違い
NEWSポストセブン
新政治団体「12平和党」設立。2月12日、記者会見するデヴィ夫人ら(時事通信フォト)
《デヴィ夫人が禁止を訴える犬食》保護団体代表がかつて遭遇した驚くべき体験 譲渡会に現れ犬を2頭欲しいと言った男に激怒「幸せになるんだよと送り出したのに冗談じゃない」
NEWSポストセブン
公的年金は「社会的扶養」「国民の共同連帯」「所得再分配機能」(写真提供/イメージマート)
《まるで借りパク》政府の基礎年金(国民年金)の底上げ案 財源として厚生年金を流用するのは「目的外使用」ではないのか、受給額が年間8万円以上減額も
NEWSポストセブン
地元の知人にもたびたび“金銭面の余裕ぶり”をみせていたという中居正広(52)
「もう人目につく仕事は無理じゃないか」中居正広氏の実兄が明かした「性暴力認定」後の生き方「これもある意味、タイミングだったんじゃないかな」
NEWSポストセブン
『傷だらけの天使』出演当時を振り返る水谷豊
【放送から50年】水谷豊が語る『傷だらけの天使』 リーゼントにこだわった理由と独特の口調「アニキ~」の原点
週刊ポスト
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
《英国史上最悪のレイプ犯の衝撃》中国人留学生容疑者の素顔と卑劣な犯行手口「アプリで自室に呼び危険な薬を酒に混ぜ…」「“性犯罪 の記念品”を所持」 
NEWSポストセブン
原監督も心配する中居正広(写真は2021年)
「落ち着くことはないでしょ」中居正広氏の実兄が現在の心境を吐露「全く連絡取っていない」「そっとしておくのも優しさ」
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
〈山口組分裂抗争終結〉「体調が悪かろうが這ってでも来い」直参組長への“異例の招集状” 司忍組長を悩ます「七代目体制」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(時事通信フォト)
「うなぎパイ渡せた!」悠仁さまに筑波大の学生らが“地元銘菓を渡すブーム”…実際に手渡された食品はどうなる
NEWSポストセブン