世界が守り続けてきた国際秩序は崩壊してしまうのか──2月24日、ロシアはウクライナへ一方的に軍事侵攻へと踏み切り、軍事施設などへの攻撃を開始した。ギリギリまで各国が戦争回避に向けて動いていたが無力に終わった。ロシアで22年間にわたり実権を握り、今回の軍事侵攻を決めたプーチン大統領はどのような人物か、過去の写真から振り返る。
大統領就任直前からいままでのプーチン氏の顔の変遷。度々“影武者説”や“整形説”がささやかれているが、時代を追って眺めているとそこまで大きな変化はなく、70才目前にして覇気にあふれている。
仏・ルノーのレーシングスーツに身を包んで登場。最高時速240kmで疾走し、周囲を驚かせた。
改修工事が行われていた首都モスクワの国民劇場を訪問。旧ソ連時代の曲『どこから祖国は始まるか』を演奏し、劇場関係者らがプーチン氏の伴奏に合わせて合唱した。
2012年に、ロシアの東日本大震災に対する支援のお礼として贈呈された。そのほかにも数匹の犬とともに暮らしており、愛犬家の一面も持つ。
アジアの要人とも親交は深い
柔道八段の腕前のプーチン氏は、JOC山下泰裕会長と20回以上交流を重ねるほどの仲。かつてロシアで稽古するなど、実際に畳の上で汗を流した。
政界でロシアと太いパイプを持つ森元総理と、講道館(東京・文京区)を訪問。森氏から柔道の創始者である嘉納治五郎氏の人形をプレゼントされた。
もうすぐ70才とは思えぬ肉体
毎年制作されているプーチンカレンダーの出版元は、MVSADNIK(青銅の騎士)というロシアの出版社。写真は肉体美を誇示するものや、乗馬写真のほか、モデルさながらのポーズを取った撮影にも挑戦している。 さらに、自らの求心力と強さをアピールするために、度々上半身裸の姿でメディアに登場している。
※女性セブン2022年3月17日号