芸能

『ワカコ酒』武田梨奈が語る「コロナ禍で感じた“外飲み”の価値」

ひとり飲みが好きな村崎ワカコを演じて7年

 女優・武田梨奈(30)が主演を務めるドラマ『ワカコ酒 Season6』(BSテレ東、毎週月曜深夜0時〜)が1月より放送中。“女ひとり酒”が大好きな主人公・村崎ワカコを7年間にわたって演じてきて、いまや武田自身も立派な酒飲みだ。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、飲食店は苦境に立たされている。放送中の『ワカコ酒』最新シーズンでは、居酒屋にエールを送るようなセリフもあった。ワカコ役として、ひとりの呑兵衛として、武田は“外飲み”のありがたみを熱弁する。

第9夜「イタリアンの料理教室へ」より(BSテレ東 3月7日深夜0時放送)

第9夜「イタリアンの料理教室へ」より(BSテレ東 3月7日深夜0時放送)

ひとり飲みを楽しむリアルワカコ

──ワカコ役を長年演じていますが、ずばり武田さん自身はお酒に強いタイプですか?

武田:弱くはないですね。

──「弱くはない」と言う人ほど強いイメージがありますが……?

武田:そうですよね(笑)。基本的に人前では酔わないよう意識しているので周りの人からは「お酒に強い」と思われているかもしれません。小さな失敗はあるんですけどね。お酒を飲んだあと、コンビニでカップラーメンを3つくらい買って食べてから寝たみたいで、翌朝起きて、「こんなに食べたっけ……?」と自分で驚いたことがありました(笑)。

──『ワカコ酒』に出演する前はそんなにお酒を飲まないほうだったと聞きました。

武田:あまり飲まなかったですし、グラス1杯のビールでほろ酔いになっていました。ワカコ役をやるようになって、自分でもひとり飲みをするようになりました。今はご時世的に難しくなってしまいましたが、コロナ禍前は仕事終わりにふらっと居酒屋に行くのが好きでした。店主の方からオススメを聞いたりして、いろいろ飲み比べしています。

すっかりお酒が好きになった

──リアルワカコですね。お店の人や他のお客さんにびっくりされませんか?

武田:それが全然気づかれないんです。お店の人から「ひとりで飲むなんて、ワカコ酒みたいですね」って言われて、「本当にワカコなんだけどな〜」って内心思うこともあります(笑)。

──目の前にワカコがいるのに! しかし、『ワカコ酒』をきっかけに声をかけられる機会も増えたんじゃないでしょうか?

武田:ロケのときに一般の方から「ワカちゃん」「ワカコ」と声をかけていただけます。私は女優として、ひとつの役柄を“本当に生きている存在”としてリアルに感じてもらいたいと思っています。なので、「ワカコ役の女優さんですよね」ではなく「ワカちゃん」と呼ばれることは役者冥利に尽きます。

役名で呼ばれて「役者冥利に尽きます」

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン