《110年間“笑い”を発信し続けてきた吉本興業が、この「令和」の新時代に伝統の「笑い」と最新の「笑い」を同時にお届けする、まさに「伝説の一日」》
今年創業110周年を迎える吉本興業が、4月2・3日の2日間にわたって、特別公演『伝説の一日』を行う。桂文枝(78才)や西川きよし(75才)ら大ベテランから、博多華丸・大吉、千鳥、EXITなどいまのお笑い界を引っ張る人気コンビ、これから全国区を目指す若手まで、吉本興業の223組315人が勢揃いする一大イベントだ。
会場は大阪の劇場「なんばグランド花月(NGK)」。また、全国の吉本の劇場でのライブビューイングや有料配信でも楽しむことができる。
「かまいたち、霜降り明星ら超多忙なコンビも “なんとしてもスケジュールを空けて出る!”と調整したそうです。それもそのはず、このイベントでは、明石家さんまさん(66才)とダウンタウンが夢の共演を果たします。後輩たちは是が非でも間近で体感したいでしょうね」(芸能関係者)
公演は2日間で8ステージが予定されており、両日とも最終ステージを飾るのはさんまだ。1980年代に人気を博したコント「さんまの駐在さん」が披露される。
「共演は、今田耕司さん(55才)、岡村隆史さん(51才)、ジミー大西さん(58才)らです。さすがの豪華メンバーとしかいいようがありません」(前出・芸能関係者)
一方のダウンタウンは、NGKの舞台に立つのは2017年以来となる。
「普段はテレビ出演が中心ですが、彼らの本領は漫才で発揮されます。ダウンタウンに憧れて吉本入りした芸人がいったい何人いることか……。期待しかありません!」(お笑い関係者)
実はこの『伝説の一日』、10年前の100周年記念でも行われたのだが、チケットは即完売、当日券を求めて徹夜組も出たという。
「前回よりもチケットはプラチナ化するだろう」と話すのは別の芸能関係者だ。
「コロナ禍が長引いて、当たり前に劇場に行ける状況ではなくなった。そのぶん、ファンは“ライブ感”への渇望を抱いています。加えて、年々『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)などの賞レースの注目度が増していて、お笑いファンの母数が増えた印象です。NGKの客席数は900弱ですから、争奪戦は激化するのでは……」(前出・別の芸能関係者)
伝説の一日を目撃せよ。
※女性セブン2022年3月24日号