テレビ局では4月の番組改編に伴って、人気番組の「アナウンサー人事」にも動きが見られた。3月13日に放送された『サンデー・ジャポン』(TBS系)で、アシスタントの山本里菜アナ(27)が3月いっぱいで番組を卒業することが発表された。その後任となる「第8代アシスタント」に抜擢されたのが、良原安美アナ(26)だ。
2018年入社の良原アナは今年で5年目。同期で朝の情報番組『ラヴィット!』に抜擢された田村真子アナ(26)らと比べるとやや“遅咲き”な感があるが、どのような人物なのか。女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が語る。
「良原アナは学生時代に『ミス立教コンテスト』でグランプリ、『news zero』(日本テレビ系)でお天気キャスターを務めた“超エリート”です。容姿がカトパンに似ていると注目されていましたが、入社後のキャリアは意外にも『Nスタ』など報道番組中心でした。
ただこの経験はプラスに働いて、現在はしっかりした番組の取り回しに定評がある。『サンジャポ』MCの爆笑問題とはラジオ番組をやっていて“アミーゴ”と呼ばれるなど関係も良好です。最近は『水曜日のダウンタウン』に出演した際に、モデル顔負けの長身(171cm)にタイトなニット姿が“スタイル抜群”とネット上を騒がせた」
『サンジャポ』のアシスタントといえばこれまで青木裕子(39)や田中みな実(35)、吉田明世(33)など、後にTBSを退社しフリーに転身した同局のアイドルアナが歴代務めてきた。卒業する山本アナも、番組内で週刊誌に交際相手と写真を撮られたことをたびたびイジられて知名度を上げた。
だが、その注目度の高さゆえ局内ではすでに数年後を不安視する声が上がっているという。
「青木や田中みな実だけでなくアナウンス力・人柄ともに局内で高い評価を得ていた竹内香苗アナ(43)も退社するなど、とにかく辞めてしまった人が多い。歴代で社内に残っているのは山本と初代アシスタントの小倉弘子アナ(47)だけです。『あっと言う間に人気になってフリーになっちゃうんじゃないの』と気の早い心配を口にする社員もいましたよ」(TBS社員)
知名度が“ジャポン”全土に広まる日は近いか。
※週刊ポスト2022年4月1日号