冷徹な指導者のイメージが強いロシアのプーチン大統領(69)も、女性スキャンダルと無縁ではない。過去、幾多のゴシップが報じられてきたが、ウクライナ侵攻で国際社会が混乱に陥るなか、新たな“愛人候補”として浮上しているのが、有名な五輪メダリストなのだという──。
プーチン氏のプライベートを巡り、目下、注目を集めているのが愛人との間にもうけたと言われる「隠し子」の存在だ。ロシア情勢に詳しい筑波大学教授の中村逸郎氏が語る。
「2008年、ロシアのタブロイド紙が『プーチン氏がアテネ五輪新体操の金メダリスト、アリーナ・カバエワ氏(38)と不倫関係にある』と報じました。両者は否定しましたが、不倫を報じたタブロイド紙がその直後、資金難を理由に突然休刊したため、逆に信憑性を増す結果となったのです」
プーチン氏が元妻のリュドミラ・プーチナ氏(64)と離婚したのは2013年。背景に、不倫関係を続けてきたカバエワ氏の存在があったと見る向きは少なくない。米紙『ニューヨークポスト』などによると、現在、カバエワ氏はプーチン氏との間にもうけた4人の子供とともに、別荘のあるスイスで退避生活を送っているという。前出・中村氏が続ける。
「カバエワ氏の他にも、元家政婦や専属カメラマンなど『プーチンの愛人』と目された女性が複数いますが、ロシアの政治家や権力者には『美人アスリート、特に五輪メダリストを妻や愛人にすることがステータス』という風潮がある。プーチン氏も例外ではなく、彼と一夜限り、あるいは短期間の男女の関係を持った五輪メダリストは少なくないと言われています」