春らしい陽気が訪れた3月上旬の夕方、白色のニットに茶色のパンツ、ベージュのハットを目深にかぶった女性が都内のスーパーに入っていった。いちごや総菜などを買い込み、軽やかな足取りで向かった先は近くの高級マンション。周囲の目を警戒しつつも、柔らかな表情から幸せオーラが満ちあふれていた。
彼女は、昨年7月にアイドルグループ乃木坂46を卒業し、女優、モデルとして活躍する松村沙友理(29才)。その家は、ファンから「さゆりんご」、「まちゅ」の愛称で呼ばれる彼女の自宅ではない。
厳重なセキュリティーが敷かれた要塞のような「億ション」で彼女を待つ男性の名はヒカル(30才)。チャンネル登録者数470万人、動画総再生回数40億回を誇るYouTube界の超人気者にして、実業家としても成功を収める「富豪YouTuber」である。松村の知人が明かす。
「松村さんはいま、ヒカルさんと交際しています。昨年、彼とつきあうようになってから頻繁に自宅マンションを訪れるようになりました。お忍びで都内のレストランやダイニングバーに出かけることもありますが、ヒカルさんは彼女を気遣ってトレードマークの金と黒の髪を帽子で隠し、周囲に気づかれないようにしているといいます」
トップYouTuberと、アイドルグループ出身の人気女優。一見、接点がなさそうなふたりはいかにして出会ったのか。
「ヒカルさんは、YouTubeで共演する宮迫博之さん(51才)や手越祐也さん(34才)と親しくしていますが、意外にも芸能界とはそれほど接点がない。素顔は物静かで、派手な場所を好むタイプではなく、あれだけモテるのに女性の噂も数えるほど。松村さんとは共通の知人を介して知り合い、意気投合。互いに関西出身という共通点もあって話が弾み、人知れず密かに愛を育んできました」(前出・松村の知人)
ヒカルは、自身がプロデュースするアパレルブランド『ReZARD』が若者を中心に人気を呼び、脱毛サロンやヘッドスパなども展開する実業家でもある。YouTubeの収入と合わせた事業全体の年商を「50億円くらい」と明かしたことも。