フジテレビの久慈暁子アナ(27)と久代萌美アナ(32)が3月いっぱいで揃って同局を退社し、フリーアナウンサーとしての活動を始める。フリーアナの世界はこれまで以上の“戦国時代”を迎えるが、実はもう1人注目されているアナウンサーがいる。それが中京テレビの磯貝初奈アナウンサー(28)だ。『オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。』で全国的にブレイクした磯貝アナだが、あるテレビ局関係者は「久慈アナや久代アナ以上に大ブレイクする可能性がある」と言う。
キー局アナに比べると全国的な知名度はまだ低い磯貝アナとはどのよう人物なのか。女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が語る。
「全国の女子アナの中でもトップクラスの才媛です。東京の中高一貫校で、女子校として東大合格者数1位の桜陰高校出身で、東京大学工学部を卒業した“リケジョ”。凄いのが高校1年生の時に合格率5%と言われている『気象予報士』の資格を取得していることです」
そんな超秀才の磯貝アナだが、「女子アナ」という職業へ並々ならぬ思いを持っているのだという。
「磯貝アナは中学2年生の頃からアナウンサー志望だったそうです。それを母親に打ち明けたところ、『アナウンサーになりたいなら、あなたぐらいの容姿だと資格を持っていないと無理よ』と親心からか厳しいことを言われたそうです。しかし、それで諦めるのではなく将来仕事の役に立ちそうな気象予報士の資格を取るという根性が並じゃない。
東大入学後は『ミス東大』準グランプリに輝き、『news zero』(日本テレビ系)のお天気キャスターに起用されるなど“王道”な感じもしますが、決して浮わついた理由から放送界を目指したのではなく、学生時代のキャリアも長年の夢のためだったのです」(丸山氏)
フリー転身後は鷲見玲奈(31)や阿部華也子(25)、川田裕美アナ(38)らフリーアナやお天気キャスターが多数在籍する「セント・フォース」に所属することが発表された。丸山氏はこうした錚々たる“先輩”から見ても「無視できない存在になるだろう」と分析する。
「東大卒で気象予報士の資格を持っていますし、情報やニュース番組でも安定感があります。オードリーとの掛け合いでバラエティの素質も証明していますから、どんな役回りでも活躍できると思います。いまフリーアナの世界では同じセント・フォースの新井恵理那アナ(32)が各局でレギュラーを持つなど頭一つ抜けた存在ですが、彼女の存在を脅かす可能性もあります」(丸山氏)
激化するフリーアナの世界で勝ち残るのは、果たして誰になるのか――。