3月28日発売の「週刊ポスト」は、世界の安全保障だけでなく、各国の経済や政治にも影響を与え始めたウクライナ戦争の行方と、われわれ市民の自衛策を徹底検証する春の合併特大号。“千両役者”ゼレンスキー大統領を支える個性的な側近たちや、プーチン大統領を増長させた日本人と「13人の美女」など、新聞・テレビでは見えてこない戦争の裏側を抉る。さらに、物価高に年金カットの打撃を受ける国民が財産と生活を守るマネー術を特集。プロ野球、芸能、コロナの最新情報も満載です。そして、今度は北陸で不気味な地震の予兆が観測された――。
今週の見どころ読みどころ
◆<緊急警鐘!>「4月12日までに北陸で巨大地震」の兆候あり
3月16日に震度6強を記録した福島県沖地震を発生7時間前に的中させた本誌でおなじみの「MEGA地震予測」が、今度は北陸で大地震の予兆があると警告している。本誌読者はご存じの方も多いはずだが、同予測は伝統的な地震学者たちの予測とは一線を画し、国土地理院のGPSデータとAIを駆使して地震発生を予知する。その最新予測では、石川県、福井県、岐阜県の一部で4月12日までに巨大地震が起きるおそれが高まっている。
◆プーチンにまんまと騙された10人の「日本人協力者」
プーチン大統領のウクライナ侵攻は、今年始まったものではない。2014年にクリミア半島を武力で強奪した際、世界は厳しく非難してロシアに制裁をかけたが、日本では国のトップたちが率先して、その後もプーチン氏に協力し続けてきた。その筆頭は、クリミア侵攻後に「ウラジーミル、あなたと一緒に力の限り、日本とロシアの関係を前進させる覚悟です」とおべんちゃらを並べていた安倍晋三・元総理だが、それ以外にもプーチン氏に“西側の協調など日本をつつけばすぐに崩せる”と勘違いさせた“戦犯”がいる。
◆「大統領の精子を全ロシア女性に!」ほか皇帝プーチンが愛した「13人の美女」
ロシア国内でプーチン氏の権勢と人気を支えたのは、皇帝お気に入りの美女たちだった。愛人や元妻、報道官に専属カメラマンなど多士済々だが、与党下院議員のなかには、「プーチン大統領の精子をすべてのロシア人女性に郵送し、妊娠させましょう」と議会でぶちあげたツワモノまでいた。
◆<スクープ撮>“恋多き女”TBS出水麻衣アナが深夜の密会デート
数々のVIPと浮名を流してきたTBSの出水アナが、3月初旬、東京・赤坂の高級すし店で目撃された。鈴木亮平似のイケメンと深夜23時過ぎまでディナーを楽しんだが、当時はまだ「まん防」のさなか。TBSは取材に対し、「適切ではなかった。本人は反省している」と答えた。
◆ロッテ佐々木朗希「元・相棒捕手」が告白「恐怖を感じる速球だった」
高校時代から160キロ台の速球を投げていた球界の至宝・佐々木が、2年間の体作りを経て3年目の今年、いよいよローテーションの柱としてフル回転する。新人時代にパートナーを務めた細川亨氏は、「体は細かったが、当時から速球は恐怖すら感じるものだった」と、その素質の高さを証言した。
◆<祝・開幕グラビア>新庄ビッグボスのド派手ファッション・ショー
ついに「フルスペック」のプロ野球が帰ってきた! 今年一番の話題の人・新庄ビッグボスの雄姿をカラーグラビアで総覧する。現役時代のスパイダーマンや羽織袴、カウンタックや三輪バイクで登場するド派手パフォーマンスから、笑いと涙のファンサービスの様子まで、新庄劇場の見どころを余すところなく集めた。
◆物価高も「いいインフレ」にすればいいじゃないか!
ガソリン、食料から衣料まで、値上げラッシュが生活を脅かし始めた。さらに4月からは年金カットの追い討ちだ。しかし、30年間のデフレに苦しんできた日本経済にとって、インフレは必ずしも悪いことばかりではない。これを「いいインフレ」にするための経済政策、庶民はどうやって財産を守り、増やせばいいか、専門家が力を合わせて検証した。
◆看護師も常駐する「赤坂議員宿舎」が家賃1割値下げに怒り心頭!
庶民が物価高に苦しむなか、なんと都心のど真ん中にある議員宿舎の家賃が1割も値下げされるという。事務局は「築15年になったから」とシレッと言うが、周辺の民間マンションは値上げラッシュで、同じくらいの築年、面積なら家賃50万円はするところ、値下げで12万円あまりになるという。食堂や会議室、看護師常駐という至れり尽くせりのタワマンは、言うまでもなく国民の資産だ。しかし、役得におぼれる与党も野党も国会で追及しない。
◆<袋とじ特別付録>虎の子資産を増やす2022投資カレンダー
投資には様々な知識が必要だが、素人でも簡単・高確率で資産を増やすには「タイミング」を知ることが一番だ。例えば株価は、配当や決算発表などの季節要因で規則的に上下する傾向があり、それを知っていれば高確率で上がるか下がるか判断できる。美人アナリスト・馬渕磨理子氏監修の「いつ買って、いつ売ればいいか」をまとめた投資カレンダーを持っていれば、今年1年、投資に迷うことなし。
◆ワクチン直後に息子を亡くした父の慟哭「救済制度で門前払いされた」
健康で既往歴もない30歳の男性が、コロナワクチン接種の3日後に急死した。本誌記者に電話してきた父親は、「ワクチンに反対ではない。ただ、息子の無念を晴らしたい」と語った。ワクチン関連死を救済する補償制度があるはずなのに、いまだ適用事例はひとつもない。この父親も、補償を申請に行くと、「病理検査の結果が出るまで無理」と門前払いされたという。結果が出るまでには、長くて2年も待たなければならない。こんな制度を「救済」と呼べるのか。
◆大阪府議たちが我慢の限界「吉村知事のウソにはもうついていけへん」
コロナ対応で名を上げ、そのコロナ対応で前言撤回や失政が続く吉村知事は、それでも支持率の高さを頼みに平気な顔だ。しかし、大阪府議たちは党を超えて知事にNOを突き付け始めた。大阪の独自基準を無視して「まん防」解除を決めたと同時に、3月末にはドバイ万博の「視察」に出かけてしまった。さらに、本来は業者がやるべきカジノ用地の土壌改良を府の予算で肩代わりすることも決めた。府民の命や浄財より、万博やカジノの巨大利権が大事なのかと疑われるのも仕方ない。
◆<スペシャル対談>林家木久扇vs毒蝮三太夫「おバカは世の為人の為」
齢84まで“与太郎”キャラで愛されてきた林家木久扇が『バカのすすめ』を上梓した。85歳になる旧友・毒蝮三太夫と「おバカ」についてマジメに語り合った。木久扇が「バカは許されるし、まわりも助かる」と自己弁護すれば、毒蝮は「バカは迷惑だけど魅力的」と応じた。
◆野田聖子「田中真紀子さんに“あんたはバカ”と言われても」
女性総理候補の連続インタビュー第三弾は、昨年の自民党総裁選で奮闘した野田聖子・子ども政策担当相。かつて自社連立には反対し、郵政民営化の際には「造反組」になった。その後も安倍、麻生、菅といった“コワモテ路線”とは距離を置き続けた。自社連立の際には、賛成に回った同僚の田中真紀子氏に「あんたもバカね」と言われたと明かした。
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