提供:JR東海
【前後編の後編。前編から読む】静岡県の新たな観光スポットをめぐる旅で、伊豆の国市の韮山反射炉すぐそばにある「天空のビヤテラス」を訪ねた、ももいろクローバーZの百田夏菜子さん(27)。丘の上の茶畑に設えられたオープンテラスで、富士山と韮山反射炉という県内の「2大世界遺産」を眺めながら、クラフトビール3種飲み比べと軽食のセットか、静岡茶と軽食のセットを味わうことができる新スポットだ。
「このテラスの周りは茶畑ですよね! 私、静岡出身なのでお茶がすごく好きで、毎朝毎晩、急須でお茶を淹れて飲んでいるんです。今は急須でお茶を淹れる人は少ないと聞きますが、私にとっては急須で淹れるのが当たり前で、小さい頃からお母さんがいつもそうしていたので習慣になっているんです。夏には緑茶に氷を入れて冷たくして飲みますよ」
そんな百田さんはデビュー当時から「茶畑のシンデレラ」のキャッチフレーズで知られている。ここでスタッフから差し出されたのが……。
「え! これガラスの靴? すごいロマンティック、かわいい!」──茶畑のシンデレラに、茶畑に囲まれたこの場所で、ガラスの靴にサインしていただきました。
この百田夏菜子さんのサイン入りのガラスの靴は現地で見ることができる。ぜひ「天空のビヤテラス」プランを申し込み、現地に足を運んでみてはいかがだろうか。
【前編】で紹介した通り、天空のビヤテラスはJR東海「EXサービス」(東海道・山陽新幹線のインターネット予約サービス)の利用者向けに新たに開設された「EX 旅のコンテンツポータル」サイトを通じて予約できるお楽しみプランだ。
EXアプリをお持ちでない方はダウンロード!
「ここはすごく特別感がありますよね! 私は高校が都内だったので、高校時代の友達から“静岡でいいスポットがあったら紹介して”って頼まれることがよくあるんです。ここなら知る人ぞ知る、という感じで特別感があるから、地元っぽく知っている感じを出しておすすめしたいです(笑)」
ここで味わえる静岡茶は、季節ごとにアレンジされる特別な飲み物。この日は、運営会社の自社茶畑で栽培されたお茶に梅シロップ、桜シロップを入れ、塩漬けの桜をあしらったノンアルコールカクテル仕立ての冷製ドリンクだった。
「あ、美味しい! 私が淹れたお茶より美味しく感じる(笑)。やっぱり大好きな静岡の、いい空気の中で飲むのも大きいですね。私はここにはおじいちゃん、おばあちゃんと来たいなあ。家族でこういうゆったりした時間を過ごすことはなかなかできないので……。お土産買っていきます!」
この日、最後に訪れたのは、「いちご BonBonBERRY 伊豆の国factory」。「道の駅 伊豆のへそ」に2018年11月にオープンした、“いちごづくし”のグルメが味わえ、お土産が購入できる新スポットだ。伊豆中央道大仁中央ICを下りてすぐの国道414号沿いにあり、宿泊施設に地元産食材が買えるショッピングセンターなどが併設されている。
白い外壁に赤いいちごの意匠があしらわれた外観が目を引く「いちご BonBonBERRY 伊豆の国factory」では、和洋織り交ぜたオリジナルスイーツが購入・イートインができるほか、いちご尽くしのスイーツビュッフェでは自分だけの「アフタヌーンティーセット」を楽しむことができる。
ここで百田さんが食べたのは、持ち帰りもできるいちご味のソフトクリーム「ボンボンベリーソフト」。ソフトクリームの上にはフレッシュないちご(現在は地元産の紅ほっぺを使用)が1つ、乗っている。ヒット・スイーツが多い同店でも特に大人気の商品で、これまで1日で1000個超の販売を記録したこともあるそうだ。
「あ、美味しい! いちご味のお菓子は本当に大好きで、チョコレートやクッキー、アイスクリームなどはよく選んで食べています。こちらの店内を見渡すと、スイーツだけじゃなくて、いちごのお砂糖やいちごバターなど、珍しいものが売っていて楽しいですね」
そう語る百田さんだが、実はファンの間では、百田さんはフレッシュのいちごを自分から進んで食べるほうではないことが知られている。今回、実際に食すのは久しぶりだというが……。
「では、いきますね……うん、うん……。美味しい! かなり久しぶりに食べたのですが、これは本当に美味しい。好きになった……かも? アイドルとしては、好きな食べ物を聞かれたら『いちご』って言いたいじゃないんですか(笑)。やっぱり地元で地元のものを食べるのは嬉しいです。ソフトクリームも美味しい! みんな食べたほうがいいですよ」
「いちご BonBonBERRY 伊豆の国factory」では、JR東海が展開するキャンペーン「ずらし旅」の体験クーポンで訪れた場合には、百田さんが食べたものと同じく、“ラングドシャのトッピング”つきの「ボンボンベリーソフト」が食べられる。体験クーポンで訪れると、さらに1000円分のお買い物券も付いてくると知った百田さんは……。
「それはお得ですね! (お買い物券があったら、お土産に何を買いますか?)ええと……あ、ババロワいちご! それから苺ショートケーキ大福もお母さんに買っていきたいです。母は甘いものに目がないんです」
静岡は熱海、中伊豆周辺の新たな観光スポットを巡る百田夏菜子さんの旅も終わりが近づいてきた。3か所をめぐってのご感想は?
「これぞ旅行、という感じがして楽しかったです!
最近はなかなか静岡に帰る機会がなく、久しぶりに降り立ったのですが、静岡の観光スポットが進化していると感じました。今日、最初は『帰ってきた!』という気分だったのが、途中からは『あ、はじめまして!』に変化して(笑)。どの世代でも、家族でもカップルでも楽しめる場所ばかりでしたね。
自分の大好きな場所がそのまま残ってくれることの喜びはもちろんありますが、それが新しく進化して色々な人からより愛される場所に変わっていったら、それはもっと嬉しいことだなと思いました。
今日行った静岡の新しい観光スポットは、知られると人気出ちゃうだろうな、という気がします。この記事を見てくださった方は、できるなら早めに申し込んだ方がいいかも(笑)。そのほうがこれからの人気スポットを先取りできるかな、って思います。
さっき教えてもらったJR東海『EX旅のコンテンツポータル』でぜひ予約して、新スポットを先取りしていただきたいですね!」
コロナでなかなか旅に出られなかったという人も少なくないだろうが、落ち着いたら、ぜひ百田さんが訪れたスポットで心と体を休めてみてはどうだろうか。新幹線で少し移動するだけで、そこでしか味わうことができない景色と豊かな食が待っている。地元・静岡で百田さんが見せてくれた楽しそうな表情を見れば、その価値はじゅうぶん伝わるだろう。
「EX旅のコンテンツポータル」について
本文で紹介した「EX旅のコンテンツポータル」では、「天空のビヤテラス」を含む様々な観光コンテンツを購入することができます。申し込み方法は以下の通り。
〈撮影/小倉雄一郎〉
◆JR東海