部屋着のように飾りっ気がなく、着倒した上下のスウェット姿で都内のラジオ局に入ったのは、昨年末限りでAKB48を卒業したタレントの大家志津香(30才)。3月上旬のこの夜は、新型コロナウイルスに感染したレギュラーパーソナリティーの元AKB48の峯岸みなみ(29才)の代役としてラジオ出演。急な仕事で画面に映らないラジオとはいえ、およそ芸能人らしくないファッションだ。
以前から大家をよく知るあるラジオ局関係者は、「どんな下っ端のスタッフにも敬語で、着飾らない。素顔もとても気さくですよ」と大家を評価するが、この日の服装については苦笑いを浮かべる。
「実は彼女、1年前から昨年末の卒業までに、頑張って14キロのダイエットに成功したんです。ところが、その後の1~2月だけであっという間に7キロ以上もリバウンドしちゃいました(苦笑)。現在は、再ダイエット中ですが『太っている時期は服を買わない主義』と公言しているので、今は着飾ることを一旦休んで、体型を隠すためのダボダボ系の服しか着られないんじゃないですかね」
AKB48ファンの間では、昔から体重増減の激しい“ダイエットアイドル”として有名だった。
15才でAKB48に加入も、19才時にマイナス5キロ、22才でマイナス9キロ、26才でマイナス5キロと、常にダイエットを成功させるもリバウンドを繰り返すというアイドル人生だった。最も話題になったのは6年前の24才の頃。59.5キロから48.5キロと11キロの減量に成功して、漫画誌『ヤングチャンピオン』で初のソロ水着グラビアを飾ったときだった。
しかし、性格同様にゆる~い生活が大好きなために、毎回すぐにリバウンド。2020年末には人生最大の65キロになり「ライブ中のジャンプで膝が痛い。アイドル衣装もサイズが入らずに着られない」と追い込まれて、1年前からは一念発起してYouTubeに公式チャンネル「41ch」を開設。「ダイエットYouTuber」に挑戦していた。
YouTubeではいきなり、「バスト93、ウェスト78、ヒップ100」とリアルな3サイズを公開し、自分を追い込んでいった。毎日記録し続けたダイエット記録などの動画は約250本にも上り、昨年12月28日の卒業公演までには、14キロ減の目標50キロを達成した。