3月いっぱいで日本テレビを退社し、同志社大学ハリス理化学研究所で専任研究所員(助教)を務める桝太一アナ(40)が、4月1日からソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)に所属することがNEWSポストセブンの取材でわかった。4月から研究員とフリーキャスターの二刀流で活動するという。
桝アナは東京大学大学院農学生命科学研究科を修了後、2006年に日本テレビに入社。6年目の2011年4月、日本テレビの新たな朝の看板番組としてスタートした情報番組「ZIP!」の総合司会に抜擢されると、以後「好きな男性アナウンサーランキング」(オリコン)で2012年から5年連続1位を獲得し殿堂入りを果たすなど同局のエースアナとして活躍した。
「ZIP!」を2021年に卒業した桝アナは、福澤朗の後任として報道番組「真相報道バンキシャ!」の総合司会に就いた。そして今年1月、同番組内で日本テレビ退社と研究者への転身を発表していた。
「アナウンサーには珍しく理系出身で、学生時代はアナゴやアサリの研究をしていたことも知られています。出演していた『ザ!鉄腕!DASH!!』でも海の生き物に夢中になる姿が話題になっていましたし、研究職に就くのも逆に枡アナらしい。4月以降も『バンキシャ』のキャスターと、『鉄腕~』の出演は続ける意向だといいます」(芸能関係者)
2018年に出演したバラエティ番組でフリー転向の可能性を聞かれた桝アナは、「(妻から)子供が成人するまでは絶対に許さないと言われている」と話していた。
「奥さんには頭が上がらないそうで、その時は『結論として日テレが好き』と愛社精神をアピールしてお茶を濁していました。しかし、長年の夢だった研究員の道を諦めきれず、フリーキャスターと両立することで奥さんも理解を示してくれたといいます」(日テレ関係者)