タレントのミッツ・マングローブ(46)が3月31日付けで長年所属したソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)を退所し、ゴールデンボンバーなどが所属する芸能事務所「ユークリッド・エージェンシー」に移籍することがNEWSポストセブンの取材で分かった。
同社の担当者が「4月1日より弊社に所属することは事実です」と話した。
ミッツは慶應義塾大学卒業後、英国ウエストミンスター大学で音楽を学び、2000年に帰国。ドラァグ・クイーンとして活動するほか、スナックの女装ママ、タレント活動などを経て2011年に歌手デビューを果たした。
「伯父はアナウンサーの徳光和夫さんで、タレントの徳光正行さんは従兄弟にあたります。『徳光家の最終兵器』と呼ばれ、歯に衣着せぬ直言が人気を博し、トーク番組やバラエティ番組を中心にブレイク。女装仲間のマツコ・デラックスとはデビュー前からの“戦友”で、コンビで全国のステージを回ったこともあるといいます」(芸能記者)
当初はフリーで活動していたが、SMAに所属する徳光アナの勧めで同じ事務所に所属。ソロ歌手活動と並行して、3人組の女装歌謡ユニット『星屑スキャット』としてステージに立つこともあった。
「仕事には人一倍厳しいことでも知られています。昨年出演したバラエティ番組では、収録の三日前に担当マネジャーが逃げるように『辞めちゃった』と明かし、『私は気づいてないんだけど、敵は作りやすいみたい』と振り返っていました。新しいマネジャーは付けずに、しばらくの間、車の送迎を実の弟さんが手伝っていたといいます」(前出・芸能記者)
関係者によれば、「SMAとは契約満了による円満退所」。多くのバンドを擁する移籍先では、心機一転、歌手活動にも力を入れ、『星屑スキャット』としての活動も増やしていく意向。ゴールデンボンバーとは過去に音楽番組などで共演したこともあり、今後コラボなどを行う可能性もあるという。