国内

小室圭さんと眞子さんの帰国は宮内庁にとって好都合 警備費削減と「暴露阻止」の思惑

小室圭さんと眞子さんの帰国にはどんな影響が?(時事通信フォト)

小室圭さんと眞子さんの帰国にはどんな影響が?(時事通信フォト)

 4月15日、小室圭さんがアメリカ・ニューヨーク州で挑んだ二度目の司法試験に不合格だったと報じられた。次の試験は7月。「三度目の正直」を目指す小室さんだが、周囲からは夫婦の帰国を勧める声が上がり始めた。

 小室さんと眞子さんの日本帰国は、秋篠宮家にとってもプラスに働く可能性があると指摘するのは、皇室ジャーナリストの渡邉みどり氏だ。

「皇位継承者である悠仁さまにとって、姉が近くにいることは何よりも心の支えになるはずです。秋篠宮ご夫妻、佳子さまもそれは同じでしょう。目の届く日本で眞子さんが平穏に暮らしていれば、安心して公務に専念できると思います」

 かつて上皇后は、皇后時代にメディアの苛烈なバッシングに悩んでいた時、黒田清子さんが支えだったと話したことがある。秋篠宮家もまた、長女が傍にいることで救われることがあるだろう。

「将来的に眞子さんにお子様が生まれ、秋篠宮ご夫妻と民間人となった眞子さん夫妻、そしてお子様の3世代の交流が日本国内で目に見える形で増えていけば、国民の皇室への親近感が強くなる可能性はあります」(同前)

 宮内庁にとっても、夫婦が日本で暮らすことのメリットは計り知れない。そのひとつが「警備費」の問題だ。『週刊新潮』(2022年3月17日号)は、2月に自宅付近で銃撃事件が起きたことを受けて、小室さん夫婦の警備をNYの民間警備会社に委託する案が浮上していると報じた。警備費は外交機密費から出され、年間最大8億円にものぼるという。宮内庁担当記者が語る。

「治安の面やパパラッチ対策として、アメリカでも警備が必要だとする声は多い。少なくとも日本にいれば、身の危険を感じるような事件が起きる可能性は低いでしょうし、警備をするにしてもそこまで莫大な費用はかかりません」

 アメリカ暮らしに対する宮内庁の懸念材料は他にもある。現地メディアが仕掛ける小室夫妻の“暴露インタビュー”だ。トラウマとなったのは、2021年3月、米テレビ番組によるヘンリー王子とメーガン妃へのインタビューだったという。

関連記事

トピックス

豊昇龍(撮影/JMPA)
師匠・立浪親方が語る横綱・豊昇龍「タトゥー男とどんちゃん騒ぎ」報道の真相 「相手が反社でないことは確認済み」「親しい後援者との二次会で感謝の気持ち示したのだろう」
NEWSポストセブン
フジテレビの取締役候補となった元フジ女性アナの坂野尚子(坂野尚子のXより)
《フジテレビ大株主の米ファンドが指名》取締役候補となった元フジ女性アナの“華麗なる経歴” 退社後MBA取得、国内外でネイルサロンを手がけるヤリ手経営者に
NEWSポストセブン
「日本国際賞」の授賞式に出席された天皇皇后両陛下 (2025年4月、撮影/JMPA)
《精力的なご公務が続く》皇后雅子さまが見せられた晴れやかな笑顔 お気に入りカラーのブルーのドレスで華やかに
NEWSポストセブン
2024年末、福岡県北九州市のファストフード店で中学生2人を殺傷したとして平原政徳容疑者が逮捕された(時事通信フォト)
《「心神喪失」の可能性》ファストフード中学生2人殺傷 容疑者は“野に放たれる”のか もし不起訴でも「医療観察精度の対象、入院したら18か月が標準」 弁護士が解説する“その後”
NEWSポストセブン
被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバムと住所・職業不詳の谷内寛幸容疑(右・時事通信フォト)
〈15歳・女子高生刺殺〉24歳容疑者の生い立ち「実家で大きめのボヤ騒ぎが起きて…」「亡くなった母親を見舞う姿も見ていない」一家バラバラで「孤独な少年時代」 
NEWSポストセブン
6月にブラジルを訪問する予定の佳子さま(2025年3月、東京・千代田区。撮影/JMPA) 
佳子さま、6月のブラジル訪問で異例の「メイド募集」 現地領事館が短期採用の臨時職員を募集、“佳子さまのための増員”か 
女性セブン
〈トイレがわかりにくい〉という不満が噴出されていることがわかった(読者提供)
《大阪・関西万博》「おせーよ、誰もいねーのかよ!」「『ピーピー』音が鳴っていて…」“トイレわかりにくいトラブル”を実体験した来場者が告白【トラブル写真】
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《広末涼子が釈放》「グシャグシャジープの持ち主」だった“自称マネージャー”の意向は? 「処罰は望んでいなんじゃないか」との指摘も 「骨折して重傷」の現在
NEWSポストセブン
大阪・関西万博が開幕し、来場者でにぎわう会場
《大阪・関西万博“炎上スポット”のリアル》大屋根リング、大行列、未完成パビリオン…来場者が明かした賛&否 3850円えきそばには「写真と違う」と不満も
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン
19年ぶりに春のセンバツを優勝した横浜高校
【スーパー中学生たちの「スカウト合戦」最前線】今春センバツを制した横浜と出場を逃した大阪桐蔭の差はどこにあったのか
週刊ポスト
「複数の刺し傷があった」被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバムと、手柄さんが見つかった自宅マンション
「ダンスをやっていて活発な人気者」「男の子にも好かれていたんじゃないかな」手柄玲奈さん(15)刺殺で同級生が涙の証言【さいたま市・女子高生刺殺】
NEWSポストセブン