米国のニューヨークにも春が訪れて、日中は気温18度前後と日本と変わらぬ陽気。街を歩く市民たちの表情も、どこか穏やかになってきた。そんな4月中旬の、小室圭さん(30才)と眞子さん(30才)夫妻の最近影が届いた。週末のこの日は、二人で仲良くマンハッタンの街に外出。毎日、スーツ姿で通勤する小室さんも、ラフな私服で休日を謳歌していた。
小室さんの私服についてあるファッション誌編集者は「南カリフォルニアのサーフィン&スノーボードブランド『クイックシルバー』の半袖Tシャツに、立体裁断のダメージデニムのようなグレーのパンツ。足もとは、VANSのスリッポンとお手本のようなサーフスタイルですね。長髪ポニーテールと相まって、これで日焼けまでしていたら、完全にサーファーですね」と解説する。
「さすがは元UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の留学生で、『湘南江の島海の王子』ですね」と、関心を寄せた。
幼少時からバイオリンとピアノをたしなみ、国立音大附属小、中高一貫のインターナショナルスクール、高偏差値の国際基督教大学(ICU)、大手都市銀行勤務に一橋大大学院修了、さらには米国フォーラム大学ロースクールに留学と、華麗な経歴が並ぶ小室さんの中でも、ひと際目立つ異色の肩書が、地元・神奈川県の藤沢市観光協会主催の「海の王子」と呼ばれる観光PR大使だった。
ある皇室ジャーナリストは「婚約発表当初は、これが彼に『爽やかな好青年』というポジティブなイメージを植え付けて、重要な肩書となっていました」と振り返る。さらに、「夜のディスコや学園祭で女性の肩を抱きよせる姿など、遊び人風の写真も流出していましたが、『海の王子』として“公的”な広報活動に従事していたことで、彼の人となりも評価されていたようです」と続けた。
12年前の2010年の海の王子コンテストに選ばれたときから、「湘南藤沢の魅力を、インターナルかつグローバルな視点から、皆さまにお届けできたら」と抱負を語り、「将来の夢は外交に携わること」と、お手本コメントを発していた。
前出のファッション誌編集者は「小室さんがサーフィンをしているとの話は聞いたことはありませんが、海は彼をイメージするアイテムの1つ。もしかして、ロン毛にしていることも、まじめな仕事ぶりと若々しくフランクな素顔という硬軟の両面を、自己ブランド化する戦略なのかもしれません」と推察した。
たしかに、従来の皇室関係のお堅いイメージの打破にはつながっているが、結婚にまでこぎつけながらも司法試験には落ち続けて“浪人”に甘んじていることで、自由な気風が反作用しているところが不安点だ。やはり、目指すのは7月の再々試験での合格だけである。