インスタグラムにバイクや釣り、ギターの写真をアップ。仕事をしたかと思えば、それも趣味のバイクや釣りの雑誌のモデルだった──。TOKIO脱退と芸能界引退から1年。「表現者」として悠々自適な生活を送る長瀬智也(43才)の肉声が、久々に世間を騒がせている。4月21日深夜放送のラジオ番組『TOKYO M.A.A.D SPIN』(J-WAVE)に長瀬が出演し、ファンを喜ばせた。
「プライベートで交流のあるDJの番組に呼ばれました。話題はバイク、ファッション、音楽など“男の趣味”といえるものばかり(笑い)。共通の友人の話題が出るなど、まるでプライベートな感じでした。久々の表舞台でのトークでしたが、現役さながらにさえてましたね」(テレビ局関係者)
放送を聴いたファンは「1年ぶりにがっつり生声を聞けてうれしかった」「マニアックすぎて内容はよくわからなかったけど、めちゃくちゃ楽しそうだった」と歓喜の声を上げていた。
時を同じくして、親友が長瀬について語っていた。18日深夜に放送されたKinKi Kidsの堂本光一(43才)がパーソナリティーを務めるラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)でのことだ。その日、番組には、息子がひとり暮らしをすることになり、寂しさを覚えるというシングルマザーからメッセージが送られていた。
光一は中学1年生でジャニーズ事務所に入所し、中学3年生から合宿所生活を始めている。それでもホームシックにならずに済んだのは「長瀬の存在は大きかったかな」と突然、その名を挙げ、長瀬が光一の部屋に何度も寝泊まりして親睦を深めたことなど、しみじみと語り始めたのだ。
「王子様風の光一さんとワイルドな雰囲気の長瀬さんとでは、キャラが違うと思われますが、唯一無二の親友であることはファンの間で有名です。車から宇宙の話まで、幅広く趣味が合うんですよ(笑い)。光一さんは、“長瀬がいなければ、ぼくは芸能界にはいなかった”とまで語っているほどです」(芸能関係者)
長瀬はTOKIOとして、光一はKinKi Kidsとしてデビューし、お互い忙しくなっても歩いて行ける範囲に自宅を構え、交流は続いた。それがいまでは、長瀬はTOKIOを脱退し、ジャニーズ事務所も退所。この1年、ほかの誰とも違う“次の道”を模索し続けてきた。