昨年11月、アメリカに渡った秋篠宮家長女・眞子さんと小室圭さん夫妻に“強制退去”の可能性が浮上している。小室さんは現在「OPTプログラム」を利用して、学生ビザを延長した形で、眞子さんはその配偶者ビザで、滞在しているとみられている。当初は小室さんがニューヨーク州の司法試験に合格し、就労ビザを取得する予定とみられていたが、小室さんは2度続けて不合格。早ければ5月にもビザは失効する見込みだ。
それならば、眞子さんがビザを取得し、小室さんが配偶者ビザでアメリカに滞在するという方法はある。眞子さんは世界最高峰の「メトロポリタン美術館(MET)」で活動を開始していた。その目的は「O-1ビザ」の取得ではないかという声もある。
「『O-1ビザ』は、芸術分野のスペシャリストが取得できるビザです。METでの活動実績は、『O-1』取得への布石かもしれません。元皇族の眞子さんには、さまざまな協力者がいる。うまくいけば、帰国せずビザ取得ができる可能性がある」(米在住ジャーナリスト)
眞子さんは、METのウェブサイトに、明治から昭和にかけて活躍した沖縄県出身の画家・山田真山の絵画の解説文書を寄せていた。日付は今年の2月3日で、「Mako Komuro」という署名が入っている。
その隣に、もう1人の名が「翻案者」として添えられていた。ジョン・カーペンター氏。歴代天皇の書道を研究するなど日本美術に造詣が深く、METでは日本美術キュレーターとして活動している。
「眞子さんが解説文書を寄せた作品は、ほんの1年ほど前までは東京・日本橋にあるギャラリー『Y』が保有していました。カーペンター氏が、日系人が運営にかかわる団体から資金援助を取りつけて、METが作品を購入したといわれています。その団体と眞子さんの関係はわかりません」(美術関係者)
カーペンター氏と皇室には、以前から接点がある。2004年、英オックスフォード大学に留学中の三笠宮家の長女・彬子さまが、カーペンター氏の講義を受けられていた。また、2017年にカーペンター氏が審査員を務めた「国際陶磁器フェスティバル美濃」では、当時眞子さんが名誉総裁を務めていた。
「昨年10月頃、小室さん夫婦の渡米直前の時期に、カーペンター氏は1か月ほど来日していました。当時はコロナの隔離期間を要する時期。元皇族をアテンドするといった、よほどの用事だったのでしょう。カーペンター氏は小室さんとも顔を合わせたことがあるそうです」(前出・美術関係者)