提携校進学制度を利用しての進学、作文コンクールの入賞作品における“コピペ疑惑”など、高校受験と前後して議論が巻き起こった秋篠宮家の長男・悠仁さま。筑波大学附属高校に入学されてから約1か月──。
「悠仁さまはバドミントン部に入部されるそうです。皇室に縁のあるスポーツといえばテニスのイメージが強いですが、悠仁さまは“皇室の伝統”とは趣を異にした競技を選ばれました。ここにも、自由な選択を尊重する秋篠宮家の教育方針が感じられます」(宮内庁関係者)
お住まいのある赤坂御用地には、4月下旬、上皇ご夫妻が新居に移られた。上皇陛下から悠仁さまに「帝王学」を授けられることへの期待の声もあるが、現状では難しいという。
「通学で日々外出されている悠仁さまから、万が一新型コロナを上皇ご夫妻に感染させることがあってはならないからです。また、上皇陛下と悠仁さまの年齢差は73才です。時代が違えば、世間が皇室に求めるものも変わります。ですから、“悠仁さまは、天皇皇后両陛下からさまざまなことを学ばれるのがいいのではないか”という声が高まっています」(前出・宮内庁関係者)
しかし、実現のためにはハードルがある。5月19日、紀子さまと雅子さまが参加される予定の全国赤十字大会(東京・渋谷区)が開催。2月の天皇誕生日の祝賀以来、3か月ぶりの公式な場でのご対面となる。振り返ると、療養中の雅子さまは、皇后になられる前年の2018年、実に15年ぶりに全国赤十字大会に出席された。
「体調が優れず、長く、宮中行事や公務へのお出ましがない時期が続いていましたが、このときにはしっかりとその役目を果たされた。壇上で美智子さまからお声がけをされ、名誉総裁の座を“公開禅譲”される一幕もありました。2020年には18年ぶりに宮中祭祀にも臨まれ、着実に快復の道を歩まれています」(皇室記者)
一方の紀子さまは、あらゆるお出ましで“パーフェクト出席”をされてきた。
「紀子さまは、雅子さまの不在時には自分が頑張らなくてはという強い使命感をお持ちだったようです。2006年の悠仁さま誕生後からはよりいっそう、将来の天皇の母としての誇りと自信を胸に、公務に臨まれてきたといいます。
それゆえ、雅子さまのお出ましが増えたいまでも“雅子さまに頼り切りではいけない”というお気持ちと同時に、雅子さまの体調がいつ逆戻りしてしまうかわからない、という不信にも似たお気持ちがあるようです」(皇室関係者)