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2022.05.21 16:00
週刊ポスト
子供の味方「駄菓子」 麩菓子、きなこ棒の工場密着で見えた「手作業のこだわり」
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熱いタレに浸され、遠心分離機にかけられた直後の麩
鍵屋製菓の「ふ菓子」生産現場。タレを満遍なくまとった麩が乾燥台に載せられる
「タレ」と呼ばれる糖液をつけるため麩をカゴにセット
乾燥機の熱がこもり、夏は灼熱の環境となる
「会社を創立した祖父の代から味はまったく変わりません」(専務取締役・根本和浩さん)
水、黒糖、水飴を溶かし混ぜて黒蜜を作る
きな粉の上に黒蜜を注ぎ、練ること3分
成形されたきなこ棒へ、さらにきな粉をふるう。きな粉の風味は焙煎の強弱で決まる
「きなこ棒は湿気が大事。だから湿度が高い梅雨の時期はおいしいんです」(代表・西島誠さん)
ココアシガレット 44円/オリオン──昭和26年発売、ハッカも香る砂糖菓子
甘いか太郎 33円/菓道──メンタイ風味、キムチ味の2種あり
中野の都こんぶ 54円/中野物産──昆布問屋の丁稚をしていた社長が開発
コトブキラムネ 140円/鈴木鉱泉──容器はペットボトルに替わって軽量化
すもも漬け 54円/中野産業──漬け汁の甘酢まで 飲み干すのがお約束
キングドーナツ 54円/丸中製菓──しっとりとした食感と腹持ちのよさで人気
どんどん焼 ソース味 33円/菓道──もんじゃ焼きをベースにしたスナック