5月23日発売の「週刊ポスト」は、知らないと大変な健康と財産の「怖い話」をお伝えする。コロナの思わぬ余波で「トイレで死ぬ老人」が急増し、さらには「野菜を食べて糖尿病になる」リスクが高まっているという。ウクライナ問題では「プーチンの後継者」に迫る。山口県阿武町の4630万円誤給付事件では、なんと容疑者の「逆提訴」が取り沙汰されている。そして、「毎月100万円しかもらってない」と放言した細田衆院議長に直撃すると、本誌記者にさらなるトンデモ発言を浴びせてきた!
今週の見どころ読みどころ
◆細田議長がさらに暴言! ならば本誌は国会議員の「給与明細書」を公開する
細田博之・衆院議長が「毎月もらう歳費は100万円しかない」「月額100万円未満の議員を多少増やしてもバチは当たらない」などと放言して国民の怒りを買った。実際には国会議員の収入はもっとずっと多い。議長となればなおさらだ。本誌は現役国会議員の給与明細と源泉徴収票を入手し、公開する。さらに細田氏を直撃すると、反省の弁どころか、「詳しくは知らんが(中略)47万円しか手取りは出ておらず(後略)」などと、さらにトンデモ発言を重ねた。なんとのたまったか、本誌をじっくりお読みください。
◆4630万円ネコババ男が「反訴で逆襲」説は「可能性あり」
間違って振り込まれたコロナ給付金をネットカジノで使い込んだとされる田口翔・容疑者だが、なんと逮捕前に名前や住所を公開されたことをめぐり、町を反訴するという情報が流れている。裁判例や専門家を取材すると、実はこれ、荒唐無稽な話でもなさそうで……
◆ビートたけし「上島竜兵は“ぬるま湯を熱湯に見せる”から芸人なんだっての」
急逝したダチョウ倶楽部の上島竜兵さんとの思い出をビートたけしが語った。どんなに苦しい時も道化を演じて人を笑わせなければならない芸人のつらさを語ったうえで、上島さんの芸風と芸歴を振り返った。『スーパージョッキー』の名物コーナーだった「熱湯コマーシャル」の秘話も。
◆金正恩が“コロナ流入の罪”で国境警備隊員らを「ハチの巣銃殺刑」にしていた
4月末に突然、「初のコロナ発生」を公表した北朝鮮では、ほとんどの国民がワクチンを接種しておらず、医療体制も貧弱なため大きな人的被害が出ると予想されている。金正恩・総書記は防疫に失敗した担当者らに激怒し、中国からの密入国を許した国境警備隊員や保衛指導員らを公開銃殺刑にしたという。しかも、見せしめのために数百発の銃弾を撃ち込まれた受刑者たちの姿は凄惨を極めたと伝えられる。
◆佐々木朗希の“天敵”となった「球審の白井」はAKB48の大ファン
佐々木に詰め寄った「事件」で注目された白井一行・審判員が、今度は佐々木のチームメイトである主砲レアードを退場処分にして物議をかもしている。もともと「アーイッ!」と叫ぶ独特のストライク・コールで海外まで名が知れた名物審判員だが、その素顔はAKB48の大ファンで、推しは、あの元センターだそう。なんと、ストライク・コールのキメポーズもAKB由来だった!
◆広瀬すずが新作映画で挑んだ「オーラル濡れ場」がスゴかった
自ら「必死すぎた」と振り返った新作映画『流浪の月』で、広瀬が大胆な濡れ場に挑んでいる。恋人役の横浜流星との濃厚な演技は観客を圧倒する。広瀬は今後の女優としての活動について、「いい人じゃない人をやりたい」と語った。
◆重病説のプーチン「後継」に浮上したアイスホッケー男は「もっと過激」だった
パーキンソン病、血液のがん、認知症などが取り沙汰されるプーチン大統領には「一時療養」説が浮上している。後継の本命と見られてきたショイグ国防相はウクライナ戦争の失態で脱落し、かわって本命視されているのがプーチン氏のアイスホッケー仲間であるドミトリー・コヴァリョフ氏だ。「大統領府の局長」とも「大統領の副官」とも報じられる同氏が元首になれば、停戦どころか「プーチン以上に過激になる可能性がある」という。
◆<命の危機1>トイレで死ぬ老人が増えている
ちょっと不謹慎な言い方だが、コロナ禍で「糞死」する高齢者が増えているという。専門家によると、籠城生活のせいで便秘になり、排便時に「いきむ」ことで脳卒中や心筋梗塞を起こす事例が多い。若い人と違って、高齢者はいきむと血圧が一気に上がるとされ、まずはそのリスクを自己診断することが大事だ。正しい排便姿勢も図解する。
◆<命の危機2>野菜の食べすぎで糖尿病になるなんて
一般的には健康にいいとされる野菜食だが、近年の野菜には注意が必要だという。品種改良技術の進歩と消費者の嗜好の変化で、多くの野菜が「糖度」を競っている。いまやフルーツトマトより甘いネギやニンジンが普通にスーパーに並んでいる。専門家は、そうした野菜を採り続けることで将来的に糖尿病のリスクが高まると警告する。
◆球界異変! 3割バッターが絶滅寸前になっているのはなぜなのか?
今年のプロ野球は近年まれに見る投高打低になっている。完全試合やノーヒットノーランが頻発するのも偶然ではない。飛ばないボール説、ストライクゾーン拡大説、コロナ歯抜け打線説など、その理由についてデータと専門家の目で分析する。
◆「ちむどんどん」では描かれない「やんばるヤクザ」の裏面史
本土復帰50年にあわせてNHKの朝ドラは沖縄を舞台にした『ちんどんどん』が放送されているが、実はこの半世紀は沖縄でヤクザが生まれ、抗争し、離合集散を繰り返した時間でもあった。フリーライターの鈴木智彦氏が、ドラマの舞台となった「やんばる」で繰り広げられたヤクザ抗争の歴史をひもとく。
◆シニアドライバーたちの主張「免許返納はしません」
5月13日から高齢者の免許更新に新たな検査が加わり、警察の「返納圧力」が増している。しかし、免許返納はしないと決意する高齢者も少なくない。鳥越俊太郎、江本孟紀、猪瀬直樹、谷隼人、釜本邦茂の各氏らが「老年の主張」を展開する。
◆さらなる“改悪”に負けない「得する相続税」裏ワザのすべて
政府は次々と相続税の“改悪”を打ち出しているが、上に政策あれば下に対策あり。制度をよく知ることで相続税は大きく減らすことができる。不動産の名義変更や遺言書の書き方、相続放棄や税務調査の知られざる実態を詳細にリポートする。
◆<カラーグラビア>自然エネルギー「巨大発電所」をゆく
資源高が経済に暗い影を落とすなか、日本国内の自然エネルギー発電の現状を取材した。ゴルフ場跡地を活用したメガソーラー発電所や38基の風車が並ぶ風力発電所など、見るだけで圧倒される迫力の画像に加え、普及から年数を経たソーラーパネルの廃棄、再利用問題も追った。
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