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「顔で選べば1番」と言われた維新候補 プロも絶賛する「ボディメイク」の仕上がり

維新から出馬する大久保裕美氏

維新から出馬する大久保裕美氏(写真は本人のTwitterより)

 またも政治家の放言に批判が集まった。日本維新の会の石井章参議院議員は5月15日、夏の参院選・栃木選挙区に同党が擁立した新人女性候補の事務所開きの挨拶で「顔で選んでくれれば1番を取るのは決まっている」と発言し、大炎上した。

 石井氏はすぐに発言を撤回したが、「ルッキズム(外見至上主義)に基づく発言で不適切だ」(国民民主党・玉木雄一郎代表)など批判の声が相次いだ。

 栃木選挙区で出馬予定の候補者6人のうち5人が「女性」というなかでの騒動となったが、思わぬかたちで注目を集めてしまった、“候補者本人”は大久保裕美氏(45)。エアロビクス、ヨガ、ピラティスなどのインストラクター養成事業などを行なう「グローバルプランニング」(東京・港区)の代表を務める女性だ。

 本業は実業家だが、彼女は「もうひとつの顔」を持つ。それが“肉体美の探求者”としての一面だ。大久保氏はエアロビクスで世界大会に出場し、ボディメイクにも情熱を注いできた。「ベストボディ・ジャパン2015京都大会」のウーマンズクラス(35~44歳)で「3位入賞」の実績を持つ。

 フィットネスタレントのKATY氏が解説する。

「ベストボディ・ジャパンはボディビルほどの筋肉量は不要ですが、筋トレと食事管理が施された健康的なボディを審査する大会です。知性や誠実さといった内面も重視されます。

 大久保さんは東京の方ですが、京都大会に参加されています。首都圏に比べて競争率の低いエリアでの出場となったのは、それだけ真剣に“入賞”を目指しておられたからだと思います」

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