2017年10月からニューヨークを拠点としている、お笑いコンビ「ピース」の綾部祐二が5月19日、公式YouTubeチャンネル『YUJI AYABE from AMERICA』を開設。連日インタビュー動画を投稿している。
渡米した当初は、5年間は沈黙を貫き、5年経ったところで成長した英語力を見せつけるという計画もあったという綾部だったが、思うように英語力は身につかず、かなり厳しい現状だ。また、インスタグラムについては「リアルでアップしているものは98%ない」とのことで、ニューヨークでの活動の全貌が明かされているわけではないようだ。
綾部は渡米後、Netflixの料理番組『ファイナル・テーブル』で審査員を務めたほか、2本の小規模な映画に出演するなど、いくつかの仕事はこなしている。
「映画の出演といってもエキストラのようなもので、まったく結果を出せていないのと同じ状況でしょう。そもそも、日本で人気があったからといって、ほぼ無策の状態でニューヨークに行って成功できる可能性など、ゼロに等しいわけです。それは本人もわかっていたことだと思います」(芸能関係者・以下同)
さらに、『【綾部祐二】Interview-Day4』という動画では、5年過ごしたニューヨークを離れて、ハリウッドがあるロサンゼルスに移住したことを明かした。
「ハリウッドでレッドカーペットを歩くのが目標だと話しているので、ロサンゼルス移住は自然な流れでしょう。特に最近はハリウッド作品のなかでアジア人が登場する機会もどんどん増えていますし、チャンスだけならそれなりにありますからね。ただ、その分アジア人の俳優も多く、オーディションを勝ち上がっていくのも簡単ではない。ここでもやはり英語力がネックになるでしょう」
また、日本から芸人を呼び、アメリカでイベントを開催する計画も明らかにした。そのために、所属する吉本興業と話し合っているという。
「吉本の仕切りであれば、綾部さんプロデュースの公演を開催することはそれほど難しいことではない。吉本が本気でやろうとすれば、すぐにできるはず。もちろんコロナの影響もあるでしょうが、このイベントがなかなか具現化されないということは、綾部さんと吉本の間に温度差があるのかもしれない。アメリカで結果を出していない綾部さんがイベントを開いたとしても、アメリカではまったく話題にならないですからね。吉本としては、アメリカ国内での“綾部祐二”という名前の価値を上げてから、イベント開催しないと意味がないと考えているのかもしれません」