俳優・升毅は、自宅マンションの隣室を借りて、仲間たちと芝居の話をしながら酒が呑める「居酒屋」を月2回ほど開催する料理好きだ。そんな升が、『週刊ポスト』の連載『居酒屋ますや』で、調理も簡単でかぶりつきたくなるジューシーさも併せ持つ「スペアリブ」を振る舞ってくれた。そのレシピを紹介する。
「骨つき肉は調理が面倒なイメージがありますが、『ますや』のスペアリブは漬け込みや下茹では不要。フライパンで焼くだけで、手軽にボリューム満点の一品が完成します。タレを3回に分けて加えながら蒸し焼きにすることで、肉に味がしっかり染み、ジューシーに仕上がります。肉の旨味を存分に味わうワイルドな料理ですから、熱々を手づかみでかぶりついてください」(升)
熱々をワイルドにかぶりつくのが最高!「スペアリブ」
■材料(2~3人分)
骨つき豚肉(カット済)…約500g
塩…適宜
こしょう…適宜
A[しょうゆ…大さじ3、酒…大さじ2、チューブのにんにく…小さじ1、チューブのしょうが…小さじ1、はちみつ…大さじ2、サラダ油…適宜]
■作り方
【1】骨つき豚肉は塩・こしょうをふる。
【2】ボウルに[A]を入れ、混ぜ合わせる。
【3】フライパンにサラダ油を熱して【1】を入れ、中火で焼く。焼き目がついたら裏返し、【2】の1/3量を肉にかけるようにして入れ、ふたをして3分程焼く。【4】ふたを開けて、肉を転がしてタレをよく絡めたら、【2】の1/3量を加え、ふたをして3分程焼く。
【5】【4】を繰り返し、中まで火が通ったら皿に盛り、お好みで生野菜などを添える。
【プロフィール】
升毅(ます・たけし)/1955年生まれ。東京都出身。近畿大学在学中に演劇を始め、1985年に演劇ユニット「賣名行為」を 結成。1991~2002年は劇団「MOTHER」を主宰した。1995年に上京し、映画『八重子のハミング』(2017年)など出演作多数。
YouTubeで動画公開中。
https://www.youtube.com/channel/UC-DmGAqCEZMypBwgMncP1tQ
撮影/阿部吉泰
※週刊ポスト2022年6月2日号