「キッチン家電」選びのポイント　「時短」より「おいしく楽しくできる」が人気に

『パナソニックビストロNE-UBS5A』
基本はシンプルなオーブンレンジだが、別売のグリル皿やスチームポットで、自分仕様に機能をアップデートできるのが特徴。また、アプリと連携することで、自動メニューが機器本体に追加できる。6万5000円前後＊／パナソニック

『日立ヘルシーシェフ MRO-W1Z』
食品の重さと表面温度をはかって、加熱のパワーや時間を自動で選択。温めから焼く、蒸すなど多彩な調理が手軽にできるオーブンレンジ。「加熱ムラがなく、解凍もスピーディー。特に野菜をシャキシャキに仕上げる機能が優秀です」（石井さん）。7万1000円前後＊／日立

【専門家のおすすめ】冷蔵庫

『パナソニック NR-F558HPX』
業務用レベルの急速冷凍ができる”はやうま冷凍”と、3分でお弁当のあら熱が取れる”はやうま冷却”を搭載。38万円前後＊／パナソニック

『東芝 GR-U510FH』
水分をたっぷり含んだうるおい冷気で、冷蔵室や野菜室の湿度をキープ。食材の乾燥を防いで、鮮度や風味を守る。26万円前後＊／東芝

『三菱電機 MR-MZ54H』
冷蔵室や冷凍室など全室に扉開閉と温度センサーを搭載。AIが生活パターンを学んで、部屋別にムダなく冷やす。42万9000円前後＊／三菱電機

『パナソニック食器洗い乾燥機 NP-TZ300』
洗うと同時に高圧水流でしっかり除菌。さらにナノイーX送風で庫内を除菌、消臭し、洗い終わった食器をきれいに保つ。「多くの食器が安定しておけて、お手入れもラク」（神原さん）。10万円前後＊／パナソニック

『パナソニック食器洗い乾燥機 NP-TSK1』
本体の奥行きが約29cmのスリムタイプ。上方に開くリフトアップオープンドアは蛇口に当たりにくい。シンクの横に設置すれば、食卓からさげた食器をセットしやすく便利だ。7万1000円前後＊／パナソニック

【プロフィール】
家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさん／「家電アトリエ」（東京・広尾）を拠点に、テレビやラジオほか多数のメディアで情報発信中。2022年2月、YouTube『神原サリーの家電アトリエchannel』を開設。

家電プロレビュアー・石井和美さん／茨城県守谷市に大型家電のテストや白物家電のレビューのための一戸建ての「家電ラボ」を開設。忖度なしの読者目線で行うのがモットー。レビュー歴15年以上。

家電芸人・市川義一さん／吉本興業のお笑いコンビ「女と男」の市川。家電製品アドバイザーなど43の資格を持っており、YouTubeでは『市川の最新家電チャンネル』も配信中。

取材・文／北武司

※女性セブン2022年6月9日号