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ヒカルとひろゆき氏を支えた男・Guild高橋将一代表が語る「周囲にスターが集まった理由」

YouTuberのプロデュースについて話した高橋代表(写真/小倉雄一郎)

YouTuberのプロデュースについて話した高橋代表(写真/小倉雄一郎)

 チャンネル登録者数474万人を誇る大人気YouTuber・ヒカルには、絶大な信頼を寄せる“右腕”の男がいる。しかも彼は、「ひろゆき」こと西村博之氏からも一目置かれ、元「雨上がり決死隊」の宮迫博之をYouTuberとして成功させた立役者でもある。

 その人物とは、株式会社Guild(ギルド)の代表取締役である高橋将一氏。34歳でありながら、いまやYouTubeビジネスを語る上で不可欠な存在となっている。今年4月、GuildではYouTuberヒカル、歌い手まふまふが取締役に就任したことを発表した。なぜ高橋氏は、スターたちの信頼を勝ち得たのか? そして、高橋氏の目から見た彼らの素顔とは?

ヒカルによる「ヘッドハンティング」

 高橋氏は、ヒカルがかつて所属していたYouTuberプロダクション・VAZの副社長を2019年1月末まで務めていた。ヒカルとの出会いは、VAZ以前に遡る。同社の副社長に就任したのもヒカルの誘いがきっかけだったという。

「僕はもともとIT系の広告代理店など、いくつかの会社の経営に携わっていました。手がける企業のひとつでヒカルさんに案件を依頼したのが、彼との出会いのきっかけです。その縁でヒカルさんからVAZにヘッドハンティングされたのですが、最初はクリエイター部門でなくIT系のサービスを担当する予定だったんですよ。でも結局そのサービスに見込みがないということで、未経験のインフルエンサービジネスに挑戦することになりました。ヒカルさんがVAZを離れるのに合わせて僕も同社を退職し、今はVAZ時代に抱いた構想をGuildで実現しています」

 VAZ時代に感じたのは、「YouTuberがプロダクションに所属するメリットは、ほとんどない」ということだ。

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