フジテレビでのアナウンサー生活10年を経て、今年4月から吉本興業とマネージメント契約を結んだ久代萌美アナ。本誌・週刊ポスト5月30日発売号では初グラビアに挑戦、局アナ時代とは違う表情を見せてくれた。
このゴールデンウィークには、2025年開催の大阪・関西万博プロモーション・イベント「Warai Mirai Fes 2022」で司会進行役を務めた。久代アナが語る。
「イベントで共演した陣内智則さんには、『今日は政治家もいらっしゃる会場だったから、久代アナが締めるところをきちんと締めてくれて助かった。吉本に入ってくれてありがとう』と最後にお褒めいただき、うれしかったですね。吉本興業の所属を発表したとき、もともと知り合いだった吉本の芸人さんたちには『本当?』と驚かれましたが、今はとても歓迎してもらえていると感じます」
大学では微生物研究にいそしんだ理系女子で、アナウンサーとしては報道志望。生真面目な優等生タイプとの自覚があり、「フジテレビは一番受からないと思っていました。フジテレビのアナウンサーといえば、華やかな印象が強かったですから。ただ、ほかの志望者と比べると私があまりにナチュラル過ぎて、逆に『改造しがいがある』と判断されたのかもしれません」(久代アナ、以下同)という。
2020年、有名YouTuber「北の打ち師達」はるくんとの結婚も話題となった。ジャンルは違えど同じ表現者である夫には、仕事の相談をもちかけることもあるとか。
「局アナはゲストの話を上手く聞き出し、自分の話に時間を割かないのが基本。おかげでフジテレビ退社後、バラエティ番組のゲストに呼ばれて話を振られても、つい簡潔に返事をしてしまうクセが抜けないんです。そもそも私のプライベート話なんて、お茶の間の皆さんに興味を持っていただけるのか不安で……そんなことを夫に漏らすと、『局アナ体質から早く解放されるべき。自分からどんどん前へ出て』とアドバイスしてくれました」