料理好きの俳優・升毅は、自宅マンションの隣室を借りて、仲間たちと芝居の話をしながら酒が呑める「居酒屋」を月2回ほど開催しているという。そんな升が、『週刊ポスト』の連載『居酒屋ますや』で、お酒にも合う食べ応え十分な「冷ややっこ」を振る舞ってくれた。升のおすすめポイントと、レシピを紹介する。
「おなじみの冷ややっこをアレンジして、冷酒や焼酎に合うおつまみに。ひと手間かけたトッピングをたっぷりのせれば、食べ応えも十分な一品になります。『ザーサイきゅうり』は、刻んだ具材の歯応えとごま油の香りがたまりません。発酵食品を組み合わせた『納豆キムチ』は、納豆付属のタレと練りからしで味つけします。どちらのトッピングも淡白な豆腐と相性抜群です」(升)
2種のトッピングでお酒のすすむ一品に「アレンジ冷ややっこ」
●冷ややっこ(ザーサイきゅうり)
■材料(1人分)
絹ごし豆腐…150g
きゅうり…1/2本
ザーサイ…30g
ごま油…適宜
■作り方
【1】きゅうりは縦1/4に割り、薄切りにする。ザーサイはきゅうりと同じぐらいの大きさに切る。
【2】ボウルに【1】を入れ、ごま油で和える。
【3】豆腐を器に盛り【2】をのせる。お好みで白ごまを散らしてもよい。
●冷ややっこ(納豆キムチ)
■材料(1人分)
絹ごし豆腐…150g
納豆…1パック
納豆付属のタレ…適宜
納豆付属の練りからし…適宜
キムチ…30g
■作り方
【1】納豆はボウルに入れてよくかき混ぜる。タレとからしを加えてさらに混ぜる。
【2】キムチを1cm四方に切って【1】に加え、混ぜ合わせる。
【3】豆腐を器に盛り【2】をのせる。
【プロフィール】
升毅(ます・たけし)/1955年生まれ。東京都出身。近畿大学在学中に演劇を始め、1985年に演劇ユニット「賣名行為」を 結成。1991~2002年は劇団「MOTHER」を主宰した。1995年に上京し、映画『八重子のハミング』(2017年)など出演作多数。
YouTubeで動画公開中。
https://www.youtube.com/channel/UC-DmGAqCEZMypBwgMncP1tQ
撮影/阿部吉泰
※週刊ポスト2022年6月10・17日号