岸田派のホープとして一躍有名になった吉川赳(よしかわ・たける)衆議院議員(40)が、18歳の女子大生と飲酒した上、高級ホテルでともに過ごしたことを6月10日発売の本誌『週刊ポスト』が報じ、永田町に激震が走っている。同日、岸田文雄首相は記者団に「報道を承知している。まずは本人が事実はどうなのか、これを説明することが大事であると思う」と語り、与党内では議員辞職を求める声が相次いでいる。吉川氏本人は今のところ“雲隠れ”しているが、本誌記者が事実関係を確認した際には、「パパ活」についての持論も滔々と述べていた──。
『週刊ポスト』の取材に対し、吉川氏と一緒にいた女性は自身が18歳であること、吉川氏に勧められて飲酒したことを認め、「4万円のお小遣いをいただいた」と証言している。
そもそも吉川氏の女性関係は永田町界隈でも知られた話だった。自民党関係者が語る。
「彼の遊び方はハンパない。酒が強く六本木や西麻布で飲み歩いています。自民党では若手議員になりますが、“オヤジキャラ”で若い女の子が大好きなことを隠しません」
5月27日、取材班は汐留の焼き肉店で吉川氏が18歳女性に対して「俺、18歳に興味あるわ」などと語り、その後、2人でタクシーに乗ってお台場の高級ホテルに入ったことを確認している。
吉川氏は文書で、女性が20歳以上だと思っていたとして〈ご質問の飲食店で食事をしたのは事実です。食事の後にもう少し飲もうということで隣接したホテル内の店舗を探したのは事実ですが、客室を取った事実もありませんし、まして客室に滞在した事実も一切ありません。また、ご質問の女性に金銭を渡したこともありません〉などと回答した。
一方で、本誌記者が事実確認を求めて電話で複数回やりとりをした際に、吉川氏は「パパ活」についての持論をこう語っていた。