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2022.06.16 11:00
週刊ポスト
世界最大級の気象予報会社ウェザーニューズの心臓部 独自AIや気象解析システムを駆使
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局地的大雨の観測や分析などに特化する「ゲリラ雷雨防衛隊本部」のエリアも。ゲリラ雷雨シーズンの7~9月は専任スタッフが常駐する(撮影/佐藤敏和)
予報センターに併設された気象情報チャンネル「ウェザーニュースLiVE」のスタジオ。24時間365日生放送で最新の気象情報や防災情報を配信 (撮影/佐藤敏和)
本社23階の予報センターの窓際には双眼鏡が置かれ、雲の発達具合や雨の降り出しなどを監視。栃木方面で雲が発達しているのも見えるという(撮影/佐藤敏和)
火山の噴火などの大規模な緊急災害時に、予報センター内のスタッフに光と音で知らせる積層信号灯(撮影/佐藤敏和)
ゲリラ雷雨や竜巻をもたらす積乱雲をいち早くとらえる「WITHレーダー」を全国約80か所に設置。半径50km範囲を6秒に一度、観測している
従来のレーダーでは観測できなかった高度2km以下の積乱雲や雨雲の移動速度、移動方向も観測可能。リスクを事前に検出し、被害を防ぐ
ウェザーニューズ独自の気象解析システムを利用し、線状降水帯の自動検知システムを開発。これにより10分毎の線状降水帯の検知が可能に
線状降水帯の発生や発生リスクをリアルタイムで解説する「線状降水帯マップ」をスマートフォンのアプリ「ウェザーニュース」で提供
観測地点は全国に約1万3000か所。気象庁の10倍にあたる気象観測網は日本最大
気象庁のアメダス1300か所
全国のユーザーから寄せられる1日約18万件の天気情報も、天気予報に活用している。報告された天気情報は画面の日本地図上に表示される(撮影/佐藤敏和)