歌手・華原朋美(47)のファンクラブが、会費の返金対応をめぐってファンとトラブルになっていることがわかった。返金なしとの方針を受けて、「消費生活センターに問い合わせた」と語るファンもいた。
華原は6月5日、〈昔からのファンの人は本当に大事に出来ません一人のファンの女の子への嫉妬、ひがみで攻撃をする〉とファンのあいだで“いじめ”が発生していることをTwitterで明かした。華原はいじめられたとされるファンに寄り添う姿勢を示し、〈これからは、ファンクラブサイトを今新しく作ってますがかなり厳しくする予定ですので宜しくお願いします〉と宣言した。
ファン同士のトラブルを受けてファンクラブサイトのリニューアルを決断した華原に対して、ネット上では称賛する声も寄せられたが、急きょ閉鎖が決まったファンクラブサイトが新たな火種となった。華原ファンのAさんが証言する。
「5月末をもってファンクラブサイトの閉鎖が発表されましたが、会費の返金対応はしないと言うのです。『更新期日までは引き続き、ファンクラブサイトの閲覧・利用が可能』というのを返金しない理由にしていますが、いくら閲覧・利用が可能と言っても更新はされないわけですし、たまに朋ちゃん本人も参加していたグループチャット機能はもう閲覧・利用もできません。
私は月会費を1年分まとめて支払っていたので、返金対応がないのはショックです。私はレギュラー会員でしたが、さらに高額な会費を支払っていたVIP会員の方々もいます」(Aさん)
華原の公式ファンクラブ「TOMOMI KAHALA FC」は2020年12月にオープンし、月額500円のレギュラープランと月額3000円のVIPプランが設けられていた(どちらも1年分まとめ払いで10%オフ)。VIP会員で会費をまとめ払いしていた場合、今回のファンクラブ閉鎖により、会員ひとりあたり数万円が戻ってこないこともありえる。
ファンクラブサイトの掲示板で示された「返金対応なし」との方針に対して、ファンから抗議のコメントが相次いでいる。しかし、事務所のマネージャーからもファンクラブの運営元からも返信がない状態だ。
「年会費の件は、消費生活センターとカード会社に相談しました。皆さんも返金されると良いのですが……」(Aさん)
ほかのファンにも取材したところ、返金対応について同様の証言を得ることができた。大勢のファンが事態に困惑しているが、彼女たちには大っぴらにクレームを入れられない事情がある。
「少しでも朋ちゃんや事務所に対する批判めいたことを言うと、Twitterアカウントをブロックされてしまうのです。朋ちゃんが言う“ファン同士のいじめ”というのも、実際は彼女と特定のファンとのSNS上での過剰なやり取りがトラブルの原因なのではないかと言われています。でもブロックされるのが怖いので、ほとんどのファンはおかしいと感じることがあっても、大っぴらに声を上げることができません」(Aさん)
今回の問題で、華原を応援することをやめた人も少なくないだろう。