夏頃と言われる出産を控え、NHKの「絶対的エース」和久田麻由子アナ(33)がいよいよ見納めになりそうだ。
『紅白歌合戦』や東京五輪の開会式のMCなど、看板番組を担当してきた和久田アナ。近年は夜の報道番組『ニュースウオッチ9』に出演していたが4月に降板、まさかの「レギュラーゼロ」となった。同時に101人のアナウンサーが大異動となったが、スポーツ紙で妊娠が報じられたこともあり、これは和久田アナが産休に入ることを見越した“特別シフト”ともみられている。
「わくまゆロス」という言葉まで生まれたが、彼女を取り巻く環境はさらに変わっていく可能性もありそうだ。大手総合商社の40代社員が言う。
「和久田アナが2019年2月に結婚した夫はウチの社員です。学生時代は早稲田大学の競走部で箱根駅伝のランナーとして鳴らして、“2代目・山の神”こと柏原竜二さん(32)と5区で競った選手です。
うちは20代で2~3年、30代の中頃で5年ほど海外に赴任するケースが多い。人事異動が盛んで月に2回、1日と15日付で公表されていて、部長未満の役職ならいつでも異動の可能性がある。彼はすでに一度、短期間の海外赴任をしていますが、その際は単身赴任だったようです。最近、奥さんが妊娠したというニュースが大々的に報じられたので、周りは『次の海外駐在が決まったら今度は一緒に赴任するのかな?』と噂していますよ」
これまで女性アナウンサーにとって「夫の海外赴任」は、キャリアの大きな節目になってきた。女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が語る。
「局アナが海外赴任する夫についていく選択をした場合、退社する事例が多い。フジテレビの中野美奈子アナ(42)や大坪千夏アナ(56)、TBSの竹内香苗アナ(43)も会社を辞めています。
例外は和久田アナと同じNHKの青山祐子アナ(49)です。在局したまま海外に移住して産休を取りました。ただ一度も地上波出演がないまま2019年に退職。後年、『海外に住みながら現地情報を伝えるなどの働き方を提案したが、局と折り合わなかった』と語っています。海外生活しながら局アナを続けるのは現実的ではないと思います」
国民的アナウンサーの動向から目が離せない。
※週刊ポスト2022年7月1日号