北海道日本ハムファイターズの公式チア「ファイターズガール」が2022年から披露している「きつねダンス」が球界を席巻している。選手や観客が踊りを披露する公式動画は再生回数200万回を突破。一度聴いたら耳から離れない軽妙なメロディときつねの耳をつけたメンバーの可愛さも相まって、BIGBOSSに続く同球団の新名物となった。
人気はセ・リーグのファンにも波及。絶賛する声が飛び交い、「セ界征服」とまで称された。
もちろん他球団のマスコットガールたちも負けてはいない。東京ヤクルトスワローズは今月、「ツバメダンス」を初披露して話題に。阪神タイガースはリミックスした六甲おろしに合わせて踊る「TORACOダンス」を発信し、じわじわと人気を集めている。
球場に華を添える勝利の女神たちが、再び観客を呼び戻した。
【パシフィック・リーグ】
●北海道日本ハムファイターズ FIGHTERS GIRL(ファイターズガール)
1992年結成。今シーズン、空前の「きつねダンス」ブームを巻き起こし、選手たちをも魅了した。「セ界征服」と称された一大ムーブメントは、ダンスを見るためだけに球場に足を運ぶファンも出るなど、過熱する一方だ。
●東北楽天ゴールデンイーグルス 東北ゴールデンエンジェルス
2005年、球団創設と同時に結成。コンセプトは「すべてはお客様の笑顔のために」「すべてはチームの勝利のために」「Respect each other」の3か条。地域密着活動の一環として、子どもたちに夢を持つ大切さを伝える活動にも力を注ぐ。
●千葉ロッテマリーンズ M☆Splash!!(エムスプラッシュ)
2004年結成。全員がマリーンズ・ダンスアカデミーのインストラクターで、レッスンを通じて子どもたちにチアダンスの魅力を伝える活動も。「球場のどこにいてもパワーが届くようパフォーマンスする」がポリシー。