今年3月に70歳でセクシーな姿を披露した女優・児島美ゆきのグラビアは、往年のファンをはじめ巷で評判が高まっている。フリーアナウンサーの生島ヒロシ氏は「憧れの“十兵衛”が帰って来ました! 半世紀の時を超えても変わらぬ美しさに、思わず目を疑ってしまいました。サイコーです! そして、ありがとう!」と絶賛。心理学者の富田隆氏は「美ゆきは聖母。時空を超える。そのいたずらな聖母の胸でいやされたい」とコメントを寄せた。児島本人はこう語る。
「女性としての自分は50歳で終わりを迎えると思っていました。そんな時に(カメラマンの)山岸伸さんからお話をいただき、最後の姿として写真集『陽炎』(2003年)を撮っていただきました。撮影がすべて終わった時に、寂しく思ったのを覚えています。
しかし、2年前、『ハレンチ学園』50周年という節目にヌードになりました。その時に“今が一番素晴らしい時だ”と思いました。女性は60歳からが人生の始まりです。おかげさまで今年70歳の記念に撮影したグラビアも、多くの女子友達が絶賛してくれました。
多くの方々に支えられ、今が心身ともに充実しています。だから、今の私の姿を見てもらい世の中の人たちを少しでも元気づけられたらとも思っています」
どんどん美しさに磨きがかかっている児島美ゆき。このたびデジタル写真集が紙の写真集として限定発売されるのを記念して、未掲載カットを特別公開する。
【プロフィール】
児島美ゆき(こじま・みゆき)/1952年生まれ、東京都出身。13歳から児童劇団に所属し、高校3年生の1970年に映画『ハレンチ学園』のオーディションに合格。主演の柳生十兵衛こと柳生みつ子役で女優デビュー。1981年のTVドラマ『北の国から』では、ホステスのこごみ役で再び世の男性を魅了し、『ガラスの知恵の輪』(1982年)では萩原健一の恋人役を好演。2019年『やすらぎの刻~道』に出演のほか、映画や舞台、歌手活動などで活躍中。
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撮影/山岸伸
※週刊ポスト2022年7月1日号