5月末、東京・港区のレストランから友人らとほろ酔いで出てきたのは、黒のパンツにグレーのパーカー、そしてリュックサックというカジュアルな出で立ちの小泉孝太郎(43才)だった。その傍らには30代と思しき美女がピタリと寄り添っていたが、他の友人らと共に店の前で別れて別々に帰宅。“最後の大物独身貴族”と言われ続けてきた孝太郎だが、そのスタイルは継続中のようだ。
孝太郎といえば、今年でデビュー20周年を迎え、役者として“実りの時”を迎えている。6月19日からスタートした、連続ドラマW松本清張『眼の壁』(WOWOW)で主演を務めているほか、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)にも平家の棟梁・平宗盛(たいらのむねもり)役として出演。壇ノ浦の戦いで源義経に捕らえられた後、「せめて体だけでも(父の平清盛と)親子揃って埋めてほしい」と頼むシーンでは、哀愁と気品を漂わせた演技が話題となった。
一方で私生活は“嬉しい報告”はまだ届かない。孝太郎を知る芸能関係者は、「過去には銀座のホステスや美容部員の女性との関係が取りざたされました。最も驚いたのが、2019年に女性セブンが報じた芦名星さんとの熱愛です。しかし、孝太郎さんは昔から一貫して結婚願望が薄く、交際しても程なくして破局を繰り返してきましたが、芦名さんともそうなってしまった」と振り返る。
祖父の代から政治家という小泉家の長男として生まれながら、芸能界の道を選んだ孝太郎には、相当なプレッシャーが掛かっていたことだろう。役者としての成功に集中するあまり、プライベートの充実は後回しになっていたのかもしれない。さらに古風な結婚感も無関係ではないようだ。
「孝太郎さんは今時珍しいぐらいの亭主関白な人だともっぱらです。行きつけのレストランで毎日のように食事をしたり、台本を読み込んだりするようですが、それは家で自炊をしないから。家事が苦手で、過去の交際相手は、彼の身の回りのお世話をしてくれる尽くすタイプが多かったそうです」(前出・芸能関係者)
実際、幸太郎本人も、6月上旬に『東洋経済オンライン』のインタビューに答え、《僕、スーツケースへの荷詰め作業が本当にイヤだ(笑)。荷造り以外だと、洗濯物をたたむのも嫌いで。掃除や洗濯、水回りの掃除は大好きで日頃から自分でしていますが、いつかもし結婚したら荷造りと洗濯物をたたむ家事は、奥さんにやってもらえたらなんて妄想します》と語っていた。