大阪伝統の味、串カツを提供する外食チェーン店「串カツ田中」。全国におよそ300店舗を構え、定番や季節の串カツを常時約30種類用意、1本100円台から提供する。そんな店の味を自宅で食べられる冷凍串カツと卓上フライヤーのセットが好評だ。
「コロナ禍により外食がままならない日々が続いた昨年4月、自社オンラインショップを通じて冷凍串カツの販売を開始しました。7月には冷凍串カツと卓上フライヤーのセットをラインアップ。発売時に即完売するほど好評を博しました」(同社商品開発部部長の矢澤智好さん・以下同)
現在、セットの累計販売台数は3000台を突破。そしてこの6月、卓上フライヤーの外装をリニューアルした。今回ご紹介するフライヤーとのセット内容は、串カツ5種の25本と特製ソースが5袋つく(『卓上フライヤー+串カツ「5種25本」セット』1万980円)。
「一番人気の豚串やホクホクのレンコン、コクがあり伸びるチーズなど人気メニューを集めました。また、串カツに使用するパン粉は粒度が細かく、口当たりのよいサクサク食感。粉砕したパンの耳を混ぜて、香ばしさもプラスしています」
創業時から改良を重ねているパン粉だが、昨年3月、糖質を4割カットし、食物繊維が5倍、たんぱく質が1.4倍アップした。もちろん味わいは変わらない。フライヤーは山善社製。油の温度はつまみを回すだけで調整でき、万が一、子供が足を電源コードに引っかけても、すぐに外れるマグネットプラグを採用。また、深さがあるため、油が飛び散りにくい。さらに、熱くなった鍋に直接手が触れないための保護カバーもつく。扱いやすく安心して使えることを重視したという。そんなフライヤーでおいしく揚げるコツは?
「串を一気に入れると油の温度が急激に下がり、串同士がくっついて、衣がはがれやすくなってしまいます。そこで一度に4本程度を180℃の油で3~4分揚げるとカラッとおいしく揚がります。チーズは約2分が食べ頃です」