国内

小室圭さん「また不合格」は想定内か 眞子さん“国宝ビジネス”始動なら米滞在に大義名分

メトロポリタン美術館が三の丸尚蔵館の文化財に興味を示せば、眞子さんにも影響があるか(撮影/JMPA)

メトロポリタン美術館が三の丸尚蔵館の文化財に興味を示せば、眞子さんにも影響があるか(写真は2021年10月。JMPA)

 結婚前の小室眞子さんは、「皇室脱出」を切実に願っていた。結婚し、アメリカに渡ってからは、「帰国しないこと」が大きな目標になった。ニューヨーク生活を盤石にするための、夫の司法試験合格に不安が募るなか、眞子さんにとって思いがけない幸運な事態が日本の皇居で起きていた。

「三度目の正直」か、「二度あることは三度ある」か──小室圭さんの3度目の挑戦となる米ニューヨーク州の司法試験が、7月26~27日の2日間にわたって行われる。

「小室さんは2回目の試験で不合格になった直後に再々挑戦を表明している。ただ、複数回受験者の合格率は20%ほどと厳しい現実があります」(法曹関係者)

 元皇族である小室眞子さんの夫として、彼女を支えるためには合格するしかない。だが、最近の夫婦の姿からは、大一番を間近に控える緊張感は伝わってこない。在米ジャーナリストがふたりの近況を話す。

「法律事務所に通勤しているスーツ姿の小室さんと眞子さんが笑顔で手をつないでいる姿をよく見かける。追い込みの時期には心身の疲労が表れるのが普通ですが、小室さん夫婦はプレッシャーとは無縁のようです」

 たしかに、前回は惜しくも「5点足りず」不合格だっただけに、本人たちは、“合格圏”と捉えているのかもしれない。しかし、小室さんが次も不合格ならば、帰国説もささやかれていた。海外に生活拠点を移すことを切実に願っていた眞子さんにとって、それだけは避けるべき事態のはずなのに、夫の尻を叩いているわけでもなさそうだ。その背景には、小室さんが不合格でも“大丈夫”なほど、眞子さんへの追い風が吹いていることがあるようだ。

皇室の宝物は“集客アイテム”

 6月20日、皇室ゆかりの宝物を保存・公開する「三の丸尚蔵館」の所管が、宮内庁から移される見通しにあることが明らかになった。移管先は、国立博物館などを運営する「国立文化財機構」。文化庁にひもづく組織だ。三の丸尚蔵館は、皇居・東御苑に位置する。皇室から国に寄贈された美術工芸品が収蔵されており、その数は1万点近くにのぼる。国宝や重要文化財と同等と言っていい貴重な作品も数多い。

「膨大な収蔵品の一方、展示スペースが限られていました。現在、三の丸尚蔵館は収蔵や展示のスペースを拡充するため、2023年秋の再オープンを目処に改修工事が進められています」(宮内庁関係者)

 一連の動きを先導したのは、菅義偉前首相だ。官房長官時代に天皇の生前退位に深く関与している。

「日本古来の伝統文化を多くの国民に見てもらうのが、政治家として私の役割の1つだ」

 7月7日の北國新聞のインタビューでは、そう発言していた。

「かつては、三の丸尚蔵館の収蔵品は文化財指定の対象外とされていましたが、2021年9月、収蔵品のうち狩野永徳の『唐獅子図屏風』や伊藤若冲の『動植綵絵』、『蒙古襲来絵詞』など5点が、新たに『国宝』や『重要文化財』とされました。これにより、ほかの美術館への貸し出しや展示がしやすくなった」(前出・宮内庁関係者)

 宮内庁から文化庁への三の丸尚蔵館の移管は、こうしたプロジェクトの一環だという。

「宮内庁はあくまで皇族に仕える機関であり、皇室の宝物については、積極的に展示するというよりも、保存や管理に主眼を置いていました。一方で文化庁は、宝物を“集客力のあるアイテム”として捉え、活用することに長けています。

 三の丸尚蔵館の展示はこれまでは無料でしたが、再オープンの暁には有料になるでしょう。国内外からの観光客が貴重な収益源になる。貸し出しの強化を含め、三の丸尚蔵館を“開かれた博物館”とするには、文化庁所管の方がふさわしいという判断では」(皇室ジャーナリスト)

関連記事

トピックス

氷川きよしが紅白に出場するのは24回目(産経新聞社)
「胸中の先生と常に一緒なのです」氷川きよしが初めて告白した“幼少期のいじめ体験”と“池田大作氏一周忌への思い”
女性セブン
公益通報されていた世耕弘成・前党参院幹事長(時事通信フォト)
【スクープ】世耕弘成氏、自らが理事長を務める近畿大学で公益通報されていた 教職員組合が「大学を自身の政治活動に利用、私物化している」と告発
週刊ポスト
阪神西宮駅前の演説もすさまじい人だかりだった(11月4日)
「立花さんのYouTubeでテレビのウソがわかった」「メディアは一切信用しない」兵庫県知事選、斎藤元彦氏の応援団に“1か月密着取材” 見えてきた勝利の背景
週刊ポスト
多くのドラマや映画で活躍する俳優の菅田将暉
菅田将暉の七光りやコネではない!「けんと」「新樹」弟2人が快進撃を見せる必然
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
「週刊ポスト」本日発売! 小沢一郎が吠えた「最後の政権交代を実現する」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 小沢一郎が吠えた「最後の政権交代を実現する」ほか
NEWSポストセブン