7月上旬の夜、都内の超高級イタリアンから、スタイル抜群のカップルが出てきた。男性はウエーブのかかった長髪を束ねたワイルドな出で立ちで、女性は黒のロングワンピースにベージュの上着を合わせたエレガントな装い。段差にさしかかった際には、男性が女性の足元を心配するようなそぶりを見せていた。
その夜、夫婦ふたりだけのディナーを楽しんでいたのは、小栗旬(39才)と山田優(38才)だった。小栗の手には、人気のフラワーショップの大きな紙袋。ふたりは恋人つなぎで密着し、路地裏を歩き始めた。
現在、小栗はNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で主人公の北条義時を演じている。放送は折り返し地点を迎えたばかりだが、昨年6月に始まった撮影はクライマックスに近づいており、小栗は多忙な日々を送っている。
「この日は1週間分のリハーサルや打ち合わせが行われていたそうです。しかし小栗さんは疲れも見せず晴れやかな表情で急いでスタジオを出ていきました。何か大事な“次の約束”があったみたいですね」(NHKスタッフ)
撮影から息つく間もなく駆け付けたのが、冒頭のイタリアンだった。
「実はその夜は、優ちゃんの38才の誕生日の前夜でした。今年3月に『錫婚式』を迎えたふたりにとって、『結婚10年目』の優ちゃんのバースデー。小栗さんはドラマの撮影が佳境にさしかかり、精神的にも体力的にもより大きな負担がかかっている。そんななかでも、誕生日デートを欠かさないのは、さすが押さえどころをわかっていますよね」(山田の知人)
山田は翌7月5日の自身の誕生日にインスタグラムを更新し、《本日、38歳になりました》というメッセージとともに、黄色のバラとひまわりの花束の写真をアップした。小栗が抱えていたフラワーショップの紙袋の中身は、愛する妻へのプレゼントだったようだ。
「2018年に語学留学したときもハリウッド進出のために生活の拠点をロサンゼルスに移したときも、山田さんは幼い子供たちを連れて渡米してくれた。彼は自分の夢を一緒に追ってくれる妻に頭が上がらないようです。撮影現場では空き時間に山田さんから電話がかかってくることもあって、『ちょっとカミさんから』と言いながらうれしそうに電話に出てますよ」(芸能関係者)