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「週刊ポスト」本日発売! 安倍元総理と旧統一教会「全真相」ほか

 歴代最長政権を誇った安倍晋三・元首相が凶弾に斃れるという衝撃から、いまだ日本は抜け出せていない。7月15日発売の「週刊ポスト」は、新聞やテレビでは触れない、報じない事件の真相と深層を明らかにする。あわせて本誌インタビューに何度も答えた安倍氏の「遺言」を歴史の証言として再録する。

今週の見どころ読みどころ

◆新聞・テレビが報じない「安倍・岸家と旧統一教会」60年来の蜜月
安倍氏を銃撃した容疑者は、安倍氏と旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)に関係があると思って襲ったと供述しているという。新聞やテレビは、「関係があると思い込んで」などと、あたかもそれが容疑者の勘違いであったように報じているが、現に安倍氏は昨年も同教会の関連団体にビデオメッセージを送っているし、教会の日本進出には、祖父である岸信介・元首相や父である晋太郎氏も深く関わったとされる。さらに教会は自民党を中心に広く日本の保守政治家と蜜月関係を築いてきた。その真実を明らかにする。

◆<政局底流>カリスマなき安倍派と自民党が四分五裂の内紛へ
永田町らしい尾籠な表現だが、派閥や政党が内紛で分裂していく様を「馬糞の川流れ」と呼ぶ。歴代最長政権を担った安倍氏がいなくなり、まさに自民党と安倍派はその様相を呈してきた。派閥では、「俺こそ後継だ」と意気込む「四天王」に、元領袖の三世である福田達夫・党総務会長も絡んで内戦が勃発、党内でも安倍氏と対立してきた岸田首相を支える勢力とタカ派勢力の綱引きが激化してきた。

◆安倍晋三・元首相が本誌に語っていた自衛隊、領土、拉致の全語録
『週刊ポスト』と国際情報誌『SAPIO』では、生前、安倍氏に何度もインタビューしている。数々の発言のなかから、自衛隊、領土問題、北朝鮮、経済に関する安倍氏らしい言葉を再録する。「攻撃的な武器は持たない」という建前になっている自衛隊については官房副長官当時、「攻撃的でない武器とはどういうものか。(中略)われわれ政治家には、そこをわかりやすく整理し直す責任がある」と率直に語っていた。

◆本誌で一世風靡した「ハダカで稼ぐ女子東大生」がまさかの「転落手記」
今年の春、本誌の取材を受けた女子東大生「マコ」は、セクシー動画や風俗業界で稼ぎながら東大に通う生活について明るく前向きに告白した。記事は大きな反響を呼び、続いて本誌でAV監督の村西とおる氏と対談するなどして時代の寵児になりつつあった。しかし、彼女を試練が襲った。そうした活動が「親バレ」したという。マコは本誌に寄稿し、親との相克と決別、そこに至るまでの壮絶な少女時代からの体験を赤裸々に明かした。

◆NHK党新人議員・ガーシーは「国会に行かない国会議員」を続けられる?
参院選比例区で初当選した“暴露系ユーチューバー”のガーシーこと東谷義和氏は、個人的なトラブルからドバイに逃避行の身だ。しかし、国会議員になったからには国会の召集に応じなければならない。本人は帰国すれば逮捕されるのではと恐れているというが、このまま「ドバイ滞在の日本の国会議員」でいられるのか?

◆朝日、毎日が黙殺する「甲子園の性被害」当事者たちの怒りの告発
大マスコミのダブルスタンダードは山ほどあるが、主催者になっているドル箱スポーツイベントではそれが極まる。朝日、毎日のリベラル2紙にとっては甲子園の高校野球はその最たるものだ。その取材現場では、女性記者たちが出場校の監督や選手から性被害を受けるケースが多発している。被害者たちは本誌に、「監督に抱きつかれそうになった」「選手が目の前でマスターベーションを始めた」など生々しい犯罪行為を明かし、普段は性被害に厳しい記事を書いている新聞社や同僚までもが、その実態にフタをしてきたと告発した。

◆ビズリーチ社長も命を落とした「夏のゴルフ突然死」を招く「危険なプレー」
転職支援などで知られるビズリーチの多田洋祐社長が40歳の若さで急逝した。ゴルフ中に突然倒れ、そのまま心不全で亡くなったのだ。炎天下の運動が危険なことはわかっていても、激しい動きのないゴルフは油断しがちだ。実は年間2000人が倒れ、およそ1割が死亡するという“最も死者を出しているスポーツ”を甘く見てはいけない。ゴルフ突然死を研究する医師らのデータとアドバイスから、「特に危険なプレー」を解説する。

◆NHKのエース・和久田アナの後釜は「絶対音感アナ」か「TOEIC満点アナ」か
妊娠が報じられたNHKの顔・和久田麻由子アナがすべてのレギュラー番組を降板し、NHKでは局アナ戦国時代が到来した。本誌は13人の後継候補たちの関係図を作成し、「和久田殿の13人」と題して後釜争いを分析した。ピアノの腕前で知られるあの人、英語で抜きん出るあの人など、多士済々の人間模様をお伝えする。

◆井上ひさし、逸見政孝、葛城ユキほか「末期がん最後の日々」落涙秘話
日本人の3人に1人はがんで亡くなるとされる。病気が発覚してから、あるいは末期になってからも一定の時間があるこの病は、患者や家族にとってありがたい半面、苦しいこともある。井上ひさし、逸見政孝、安岡力也、葛城ユキの4氏を看取った家族、恩師らが、その最後の日々がどのようなものだったか語った。

◆<カラーグラビア>カニカマ開発会社が完成させた「ほぼ鰻」がスゴイ!
7月23日は土用の丑の日だ(8月4日も)。物価高騰が続くなかで鰻も例外ではなく、卸売価格は昨年に比べて4割も高い。鰻食いたしカネはなし、という庶民の強い味方が、あのカニカマを開発した「スギヨ」が販売する鰻のかば焼き風かまぼこ「うな蒲ちゃん」「うな一」だ。カニカマがカニそっくりなのと同様、見た目、味、食感は「ほぼ鰻」だ。カラーグラビアの高画質でも見分けはつきません(笑)。

◆<8ページ大特集>ずぼらでも簡単「申請すればもらえるお金」はこんなにある
日本は世界に冠たる福祉国家だが、庶民を守るための様々な制度は、知られていないものもあれば、手続きが煩雑なものも多くて、お世辞にも使いやすいとは言えない。うれしいはずの仕組みを簡単に上手に使いこなすための虎の巻を本誌がまとめた。申請書1枚で、あるいは勤め先を通じてストレスなくできるものもあれば、50万円、60万円といった高額給付もある。インフレ時代を賢く生きる保存版企画。

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