国内

パパ活飲酒・吉川赳議員「18歳は設定だと思った」の珍妙釈明 取材班は年齢を確認済み、なぜ議員はスルーしたのか?

長い釈明文をつづった吉川赳・衆議院議員(左は時事通信フォト)

長い釈明文をつづった吉川赳・衆議院議員(左は時事通信フォト)

 18歳女子大生と飲酒していた元・岸田派のホープ吉川赳・衆議院議員が、ついに動いた。ブログで〈この度の週刊誌報道に関して〉と題した文章をブログにアップし、本誌・週刊ポストが報じた18歳女子大生とのパパ活飲酒について反論を繰り広げたのだ。

 約5200文字にのぼる文章では、要は「飲酒不可能な年齢だと思わなかった」とつづったうえで、「女性が18歳であることを確認したい」と記している。

 結論から言えば、本誌取材班は吉川氏が女子大生と会っていたことを目撃したあと、後日あらためてこの女性に直撃取材し、本人に18歳であることを確認している。見せてもらった学生証は本人と確認できる顔写真入りで、生年月日も記されていた。

 吉川氏の長大な釈明文は、とにかく珍妙だった。

 出会いがクラブで、そこで女性が飲酒していたから〈率直に申し上げて、私は、当該女性が飲酒不可能な年齢の方であるとは認識しておりませんでした〉(ブログより)という。その上でこう続けた。

〈27日(金)に当該焼肉屋の個室にて、飲み物を頼む際に、「お酒飲める?何がいい?」と確認し、女性の意向に従い「ディタオレンジ」というお酒を注文いたしました。その後の会話において、女性から「大学一年生」「18歳です」という旨の発言がありましたが、酒席で働く女性が身元を知られたくない等の理由から、年齢や所属先、出身地などについて正確なことを述べないことは良くある話でありますから、私としては、真に受けることもせず、「なるほど、大学一年生という設定なのね」と受けとめ、軽い乗りで会話を合わせていたというのが実情でありました〉(同前)

 どうも「18歳設定のロールプレイ」を楽しんでいたという“設定”のようだが、言い訳としては苦しすぎる。

 東京・汐留の高級焼き肉店で2人が交わした会話を確認すれば、吉川氏が「大学一年生という設定」で「会話を合わせていた」のではなく、彼女の年齢そのものに興味を抱いていたことは明白だ。

「お酒は飲める? 甘いのがいい? ディタオレンジをください。私は瓶ビール!」と吉川氏自ら2人分の酒を注文した後、吉川氏は自らこう語り出している。

「学生だよね?」(吉川氏)
「大学1年生になったばかりです」(女性)
「いやー、もうだいぶオジサンだけど、ありがとうね!」(吉川氏)

関連記事

トピックス

バスケ選手時代の真美子さんの直筆サイン入りカードが高騰している(写真/AFLO)
《マニア垂涎》真美子夫人「バスケ選手時代」の“激レアカード”が約4000倍に高騰中「夫婦で隣に並べたい」というファン需要も 
NEWSポストセブン
沖縄を訪問された愛子さま(2025年6月、沖縄県・那覇市。撮影/JMPA)
天皇ご一家が“因縁の地”沖縄をご訪問、現地は盛大な歓迎ムード “平和への思い”を継承する存在としての愛子さまへの大きな期待 
女性セブン
TBS田村真子アナウンサー
【インタビュー】TBS田村真子アナウンサーが明かす『ラヴィット!』放送1000回で流した涙の理由 「最近、肩の荷が下りた」「お姉さんでいなきゃと意識しています」
NEWSポストセブン
「ONK座談会」2002年開催時(撮影/山崎力夫)
《追悼・長嶋茂雄さん》「王・長嶋・金田座談会」を再録 2000年の夢のON対決にミスターが漏らした「ボクはもう御免。ノーサンキューだね。2度とやりたくありません」の真意
週刊ポスト
「寂しい見た目」の給食に批判が殺到(X /時事通信フォト)
《中国でもヤバい給食に批判殺到》ラー油かけご飯、唐揚げ1つ、「ご飯にたまご焼きだけ」と炎上した天津丼…日本・中国で相次ぐ貧相給食の背景にある“事情の違い”
NEWSポストセブン
来来亭・浜松幸店の店主が異物混入の詳細を明かした(右は来来亭公式Xより)
《“ウジ虫混入ラーメン”が物議の来来亭》店主が明かした“当日の対応”「店舗内の目視では、虫は確認できなかった」「すぐにラーメンと餃子を作り直して」
NEWSポストセブン
家出した中学生を自宅に住まわせ売春させたとして逮捕された三ノ輪勝容疑者(左はInstagramより)
《顔面タトゥーの男が中学生売春》「地元の警察でも有名だと…」自称暴力団・三ノ輪勝容疑者(33)の“意外な素顔”と近隣住民が耳にしていた「若い女性の声」
NEWSポストセブン
田中真一さんと真美子さん(左/リコーブラックラムズ東京の公式サイトより、右/レッドウェーブ公式サイトより)
《真美子さんとの約束》大谷翔平の義兄がラグビーチームを退団していた! 過去に大怪我も現役続行にこだわる「妹との共通点」
NEWSポストセブン
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
《「来来亭」の“ウジムシ混入ラーメン”動画が物議》本部が「他の客のラーメンへの混入」に公式回答「(動画の)お客様以外からのお問い合わせはございません」
NEWSポストセブン
金スマ放送終了に伴いひとり農業生活も引退へ(常陸大宮市のX、TBS公式サイトより)
《金スマ『ひとり農業』ロケ地が耕作放棄地に…》名物ディレクター・ヘルムート氏が畑の所有者に「農地はお返しします」
NEWSポストセブン
6月9日付けで「研音」所属となった俳優・宮野真守(41)。突然の発表はファンにとっても青天の霹靂だった(時事通信フォトより)
《電撃退団の舞台裏》「2029年までスケジュールが埋まっていた」声優・宮野真守が「研音」へ“スピード移籍”した背景と、研音俳優・福士蒼汰との“ただならぬ関係”
NEWSポストセブン
清原和博氏は長嶋さんの逝去の翌日、都内のビル街にいた
《長嶋茂雄さん逝去》短パン・サンダル姿、ふくらはぎには…清原和博が翌日に見せた「寂しさを湛えた表情」 “肉体改造”などの批判を庇ったミスターからの「激励の言葉」
NEWSポストセブン